人類はどのように進化したか (シリーズ認知と文化)

著者 :
  • 勁草書房
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感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326199426

作品紹介・あらすじ

人間はいったいどんな生き物なのか?複雑で謎に満ちた人類進化の物語を、幅広い証拠とデータから再構築する。

感想・レビュー・書評

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  • 授業もっとちゃんと聞いとけばよかった。

  • 進化のしくみ、性差、神経系、
    言語、生活史、人種といった
    広いテーマについて、
    一貫性ある視点から「ヒトの進化」として
    語っていく。

    著者は「文系向け生物人類学入門書」としているが
    まさにそのターゲッティングと内容が見事に
    マッチングしていて、とても読みやすい。

    個人的には著者のスタンスに共感する点として、
    著者の「文化人類学に対する批判的視座」がある。
    要するに、マーガレット・ミードやらなにやらを
    「巨匠」(カッコ付=批判対象)として捉えており、
    結局彼らやその支持者のの切り口が「ヒトとは何か」という自然科学、
    とくに進化生物学をまったく考えたことのないような話で
    終始しているところに「それでヒトの何がわかるの?」と
    ぶっちゃけ全否定している(笑)。

    私もまったくそう思っていて、
    もちろん19世紀以前ならばそれでも別に全然おかしなことじゃないんだが、
    ダーウィン以降の「ヒトそのものの成り立ち」を明らかにする
    知見の数々にまるで見向きもしない状態で、
    ヒトを論じているのは、滑稽だと思う。
    頼むから科学の看板を背負わないでよね、っていう(笑)。

    まぁでも、そういう狭い思い込みで突き進むあたりも、
    ある意味でものすごく「ヒトらしい」行動なんだと思うと、
    逆にもう社会生物学的視座から生暖かく見守ろうかという
    気がしないでもない。

    ------------------------

    DNAやニューロンの仕組みも、それ自体は単線的に説明する
    ことができるわけだが、それらが実際に連なって起こる
    生体的な活動となると、もはや複雑系の予測不可能世界に
    入っていき、そういう個体が連なった社会というのは、
    マジで予測なんてできるわけがない、というお話。

    とはいえ、だからといってその自然科学原理を知らなくていい、
    ということにはなるまい。
    むしろR.ドーキンスも言うように、科学のしくみを知れば知るほど、
    その複雑系として到達する何がしかに対して感動が湧きあがるものだ。

  • タイトルには惹かれるが中身が全くわからない。
    一度中身を見てから購入するかどうか判断しよう

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