他者の喪失から感受へ: 近代の教育装置を超えて (教育思想双書 1)

著者 :
  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326298730

作品紹介・あらすじ

教育装置、近代的教育学の枠組が大きく揺らいでいる現在、どんな教育、どんな教師が求められるのか。社会の機能的分化の進行と80年代以降の子どもの変容。

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  • [ 内容 ]
    教育装置、近代的教育学の枠組が大きく揺らいでいる現在、どんな教育、どんな教師が求められるのか。
    社会の機能的分化の進行と80年代以降の子どもの変容。

    [ 目次 ]
    序論 教育システムに寄生する―他者を喪う社会
    第1章 喪われる権威―なぜ教育は難しいのか
    第2章 伝達という幻想―言葉は伝わらない
    第3章 教授のない教育―むだはむだではない
    第4章 喪われゆく他者―匿名性が生みだす暴力
    第5章 他者への教育―ニヒリズムを反転させる脱構築
    第6章 存在を感受する―悲劇の感覚、驚異の感覚

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著者プロフィール

東京大学大学院教育学研究科教授。1958年生まれ。東京学芸大学助教授、山梨学院大学教授等を経て現職。単著に『人格形成概念の誕生』(東信堂、2005年)、『教育思想のフーコー』(勁草書房、2009年)、『共存在の教育学』(出版会、2017年)、共著に『プロジェクト活動』(東京大学出版会、2012年)や『キーワード 現代の教育学』(共編、東京大学出版会、2009年)などのテキスト多数。また『デューイ著作集』の総監修をつとめる。

「2023年 『超越性の教育学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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