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Amazon.co.jp ・本 (260ページ) / ISBN・EAN: 9784326302277
作品紹介・あらすじ
メディアも権力作用から逃れられない。ニュースが生産されて受容されるとき、どんな価値観が生まれ、どんな価値感が排除されるのか?
ニュース・メディアは外からの政治的影響力のもとで活動している。しかし、メディアの中にも「政治」はある。メディア・テクストの生産・受容過程で権力が作用し、メディア・テクストそれ自体も権力性を有しているのだ。本書ではこれらを理論的に分析し、自衛隊派遣、水俣病、チッソ安賃闘争、沖縄問題を事例に、不可視の権力を浮き彫りにする。
感想・レビュー・書評
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【マスコミ論】
マスコミ、ジャーナリズムが持つ権力とその政治的・社会的影響に対する考察。
ジャーナリズムは「偏向」を有する。
政治に関してジャーナリズムは、妥協よりも抗争を、統一よりも分裂を、争点やその原因よりも個人や動機を、理念よりも力関係を、政策よりも政局を、政治の本質よりも党派的な戦略や戦術を、法的視点よりも倫理的視点を、論議よりも感情を、深刻かつ困難な視点よりも娯楽的視点を、ハードニュースよりもソフトニュースを、複雑な視点よりも単純な視点を、長期的視点よりも短期的視点を、日常よりもドマラ性を、エリートの視線よりも庶民の視点を、肯定的視点よりも否定的視点を、それぞれ強調する傾向が高いという。
ニュースが生産され、受容される時、ある価値観が現れ、ある価値観が排除される。
ニュースを産む人、作る人、発信する人、受け取る人、この重層性を認識しながら分析する事がニュースの分析に不可欠であり、ジャーナリズム研究のまさに中心に位置すべき作業だという。
巷にくだらないニュースが横溢しているとすれば、根本原因は生産者ではなく、消費者の側にあると言えるだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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