- 勁草書房 (2024年3月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784326303366
作品紹介・あらすじ
“ケアに満ちた民主主義”を訴えてきたフェミニスト政治学者トロントの主著を邦訳。ケアの倫理を踏まえた社会への変革を提起する。
これまでの民主主義論が前提する自立/自律したリベラルな個人像を批判し、誰もが「他者に依存せざるをえない存在」という人間観の下での社会構想を訴えるとともに、「ケア」を周縁に封じ込めてきたその政治性や権力性を問う。民主主義の定義を「ケア責任の配分に関わるもの」とし、ケアの倫理を踏まえた社会への変革を提起する。
【原著】Joan C. Tronto, Caring Democracy : Markets, Equality, and Justice(New York University Press, 2013)
感想・レビュー・書評
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出版社(勁草書房)のページ
内容紹介、目次、「あとがきたちよみ」
https://www.keisoshobo.co.jp/book/b640398.html
書評 前田健太郎(「朝日新聞」20240420)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15916241.html?iref=pc_ss_date_article -
日経新聞202468掲載 評者:田中東子(東京大学大学院情報学環学際情報学府教授,デジタルメディア,メディア文化,ジェンダー,メディアの言語,etc)
朝日新聞2024420掲載 評者:前田健太郎 -
「ケアの倫理」から発展した「民主的な政治は、ケアに対する責任配分を中心に据えるべきであり、かつ、民主的な市民が、そうした責任の割り当てにできる限り参加できるように保証することを核にすべきである」とした著者の「デモクラシー」論である。著者がフィッシャーと共に定義したケアは、複雑なプロセスであり、それは1.関心を向けること、2.配慮すること、3.ケアを与えること、4.ケアを受け取ること、そしてともにケアをすること(caring with)が最も重要なものと思われる。何回もこのフレーズは出てくるが、このフレーズは某医療団体が強調する「共同のいとなみ」を連想するものであり、トロント以前より、この概念を提言してきた歴史的意義を再確認するものであった。
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「市民であることとは、市民をケアすることでもあり、民主主義そのものをケアすることである。」 P.ⅻ (はじめに)
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【書籍】
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東2法経図・6F開架:311.7A/Tr7k//K

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