- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326351473
作品紹介・あらすじ
昭和が終わり、冷戦が終わった直後の1990年代-「失われた10年」と呼ばれるあの時代、日本では混迷が続いていた。しかし、いまに至る「変革」の芽が息づいていたのも確かだ。選挙改革、行政改革、日米同盟強化…これらの変革はいったいどんな帰結をもたらしたのか?気鋭の研究者たちが、ここに総括する。
感想・レビュー・書評
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<内容>
細かい内容についてはレジュメ参照。
日本政治が変貌しつつある事を様々な視点から論証している。
<感想>
内政〜外交まで様々な分野において日本政治が変貌しつつある事を論証している。最後の論文が個人的には面白かったが、データの不備で反証されそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
90年代から政権交代までの
主に政局に関連した
事象と変化を分析した本。
序章 90年代とは何か
第1章 自民党政治自壊の構造と過程
第2章 小沢一郎と政界再編
第3章 国民政党に脱皮できなかった公明党と創価学会
第4章 もうひとつの政界再編
第5章 内閣官房の組織拡充
第6章 だれが「更迭」されるのか
第7章 安全保障政策の変容と行動空間の拡充
第8章 「先送り」の研究
第9章 日本銀行法改正による政策決定過程の変化
第10章 90年代のバブル崩壊と21世紀の投票行動 -
新着図書コーナー展示は、2週間です。
通常の配架場所は、3階 請求記号312.1/Mi25 -
安・竹・宮の失敗が自民党から政権の担い手を出す力を喪失せしめた。
小沢はポスト面で昇進にこだわりを見せないかわりに政権追求をする。政策を追求しようとするほど、政局になってしまう。
バブルが崩壊し、更迭問題、企業破綻、問題先送り、日本は本当にボロボロで読んでいて悲しくなる。