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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784326451418
作品紹介・あらすじ
世界に多大な影響を及ぼすアメリカ連邦最高裁、その歴史、全体像を簡潔かつ的確に解説するとともに、ダイナミックな「物語」を描く。
憲法上の深い問題に直面したり、不明瞭な連邦法の意味に格闘したりする裁判官の姿を通して、長官や判事の任務、扱う事件の性質、事件の選別プロセス、政府の他部門との関係性、といった重要であるがこれまで注目されてこなかった制度面を概説する。過去10年間の画期的な判決や保守派の台頭等、最新の動向が追加された原著第3版。
【原著】Linda Greenhouse, The U.S. Supreme Court: A Very Short Introduction, 3rd.edition(Oxford University Press, 2023)
感想・レビュー・書評
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近年、アメリカ連邦最高裁の判決が保守化していることが話題になっていることもあり、VERY SHORTと謳われる本書に目を通してみることにした。
学生時代、憲法の授業で登場したブランダイスやウォーレンの名前なども登場。
歴史的な記述が多いかと予想していたが、意外に近年の動向にもページが割かれており、参考になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原題の通り大変短い、米国連邦最高裁の解説本である。
歴史的な経緯等で興味深い話が盛り込まれているが、さすがに短すぎて物足りなさが残った。
それなしても、共和党の露骨なやり口による保守判事の指名は呆れ返る。
あまりに政治的になり過ぎた事が残念だ。 -
憲法裁判での利益衡量では、判事のイデオロギー的傾向や裁判所の役割に関する見解からそれぞれ異なること(19頁)、しかし、判事達が世論を認識していることを反映して、連邦最高裁は、世論の主流から大きく外れる判決を避けつつ長期にわたって世論との調和に努めていること(100頁)など、興味深い記述がある。
判示は終身制で、空席が出れば、大統領が指名して上院が承認するなど、その特異性はわが国でもよく知られているが、これを活かしたダイナミズムが読み取れる良書と思う。
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