本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326498291
作品紹介・あらすじ
現代によみがえる名講義。軽妙な語り口で民法の奥行きを平明に説く。民法現代用語化に対応。
感想・レビュー・書評
-
債権に対しての物権の特徴や意義、不動産物権に関する登記と第三者との関係といった物権総則の超基本を理解することができたように思う。
民法案内1と2に引き続き、具体的で悩ましい事例を取り上げながら、一般的・容易な理論構成から入り、その理論から導かれる結論では現実に起こる問題を解決できない、ないし他の観点での整合性が崩れる、ではどうするか、と更に一段深い考え方を持ち込む。このように理解を深めるにあたっては、必死にくらいついて読む箇所がたくさんあったが、その分だけ知的好奇心を刺激され、様々な論議に触れて頭の整理が進む。
ある意味、思考の訓練としても良質な書籍だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不動産物権変動の対抗要件論に多くの頁が割かれているばかりでなく、他の基本書等では必ずしも十分な説明がない物権行為の独自性、中間省略登記、明認方法、混同、物権の放棄等も分かりやすく説かれており、理解が深まる。
初学者であれ既習者であれ読むべき価値があるが、高度な問題提起や、債権法の知識がないと理解し辛い所もある。 -
一通り基本書を読んだ後で読むと,すんなり頭に入りやすい
全4件中 1 - 4件を表示