〈危機の領域〉: 非ゼロリスク社会における責任と納得 (けいそうブックス)
- 勁草書房 (2018年4月24日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326550814
作品紹介・あらすじ
リスクや不確実性から自由になりたいと私たちは願っている。しかし現実はそうではない。ではどうすれば良いのか。今よりも少し根気強く、辛抱強くリスクや不確実性に向き合い、さらには危機対応の不幸な失敗さえも納得して受け入れていくために、専門家、行政、市民を含めた多様な人間が、かなりの忍耐と寛容をもって多様な意見を交換する熟議の場が必要になってくる。そのような場所こそが、本書でいう〈危機の領域〉の到着地点となりそうである。
感想・レビュー・書評
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何事も白黒をはっきりさせたいのは人情ではあるが、そううまくはいかない。なので、白と黒の間のグレーの領域をどのように扱っていったらよいかということを丁寧に論じている。その姿勢は素晴らしいと思うが、それにしても専門外のところにかなり大胆に踏み込んで論じているのがすごいと思う。
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リスクの高さとそれに見合う対策をどう測り施策に盛り込むのか。
命に関わる領域もあり、また、測定には個人の感覚が入る余地もあり、大変難しいことと感じた。 -
東2法経図・6F開架 301A/Sa25k//K
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