情報セキュリティの思想: インターネットにおける社会的信頼の創造

著者 :
  • 勁草書房
2.00
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326602360

作品紹介・あらすじ

情報を生み出すシステムへの信頼、情報そのものへの信頼、情報を発信する者への信頼を、我々はいかに創造していくのか。理念的枠組みなき人間不信から、近未来社会存続のための信頼可能性をインターネット社会に取り戻すために、その思考的枠組みを提起する。

感想・レビュー・書評

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  • 知識とは確実かつ根拠のある認識そのものを指す。知識が知識として成立する妥当な手続きを踏まえていなければならない。哲学ではそのような前提をを踏まえたところにせんけんてきり正論があり、その前提を疑うことで買い議論が生まれ、経験論はそうした前提が感覚的経験を出発点とすることを主眼とする。

    インターネット空間における信頼はまずインターネットの技術的信頼によりものであり、次に人格信頼に結び付く。

  • 「情報セキュリティの思想」というよりは、副題の「インターネットにおける社会的信頼」がメインの本。

    ブログはコチラ。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4011440.html

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著者プロフィール

1961年生まれ
中央大学文学部哲学科哲学専攻卒
情報セキュリティ大学院大学 博士後期課程修了、博士(情報学)
現在、筑紫女学園大学 現代社会学部教授、自然医科学研究所研究員
サブカルポップマガジンまぐま編集&発行人(STUDIO ZERO)
専門はサブカルチャー、情報社会、メディア研究
著書『情報セキュリティの思想』(勁草書房)、『戦後「日本マンガ」論争史』『宮崎駿マンガ論「風の谷のナウシカ」精読』(共に現代書館)、共編著『マンガ研究13講』『マンガ探求13講』(共に水声社)、『アニメ研究入門―アニメを究める9つのツボ』『アニメ研究入門 応用編―アニメを究める11のコツ』(現代書館)など多数

「2023年 『批評なきカートゥーンのゆくえ 風刺滑稽画はいかに生き残れるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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