生活保護世帯の子どものライフストーリー: 貧困の世代的再生産

著者 : 林明子

• 勁草書房 (2016年2月16日発売)

作品紹介・あらすじ

政府は2014年8月、「子供の貧困対策に関する大綱」を決定した。しかし貧困世帯の子供の経年的な進路調査はなされておらず、貧困世帯の子どもの実状を早急に明らかにする必要がある。本書は、貧困世帯の子どもはどのような進路を辿るのか、また彼らはどのようにして低位の進路へと至るのかを解明し、貧困の世代的再生産プロセスを分析する。

感想・レビュー・書評

[一橋大学附属図書館(小展示)さんの感想 · 2021年8月2日]

■一橋大学所在情報（HERMES-catalogへのリンク）
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001083981

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2023年5月1日]

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓https://opc.kinjo-u.ac.jp/

[haru2012さんの感想 · 2016年11月19日]

ある地区の生活保護世帯の子どものケースファイル、質問紙調査、個別インタビューを通して、ライフストーリーをたどる。一般世帯より、家庭で多くの役割を担い、生活は不安定、勉強や部活に割り当てる時間が少ない。共通のスタートラインに立てない。

コミックやケータイ小説に描かれる現実。

著者プロフィール

林明子

「2013年 『文庫版　魔女の宅急便　全６冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」