良妻賢母という規範

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  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326651320

作品紹介・あらすじ

国民国家や近代家族の成立と不可分な規範として、良妻賢母思想を捉え直す。認識枠組を一新する女性史研究の威力。

感想・レビュー・書評

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  • 良妻賢母に関する研究や議論は沢山あるが、この一冊がもっとも詳細で実証的であり、信頼のおけるものだ。
    内容としては、教育との関係における良妻賢母概念を中心に、それが成立した明治初期から昭和初期までの言説史をまとめたもの。幅広く文献を当たりながら、しっかりとしたモデル化が行われており、論旨は明確である。
    91年に出た本だが、良妻賢母自体を問う議論はこの一冊で一段落といったところだろう。今でも参照されるべき貴重な論考である。

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著者プロフィール

953年生まれ,京都大学大学院人間・環境学研究科教授
主要著書:『家庭の生成と女性の国民化』(勁草書房,1999年),『子どもたちの近代』(吉川弘文館,2002年),共編著『戦後公教育の成立』(世織書房,2005年),共編著『「育つ・学ぶ」の社会史―「自叙伝」から』(藤原書店,2008年),『戦後教育のジェンダー秩序』(勁草書房,2009年),編著『子ども・家族と教育』(日本図書センター,2013年),Ryōsai Kenbo: The Educational Ideal of ‘Good Wife, Wise Mother’ in Modern Japan(Brill, Leiden, 2013)

「2014年 『セクシュアリティの戦後史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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