理解できない他者と理解されない自己: 寛容の社会理論

著者 :
  • 勁草書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326652501

作品紹介・あらすじ

「私はあなたと共に生きていく」と言おう。言葉を信じ、伝えようとする努力が私たちの"社会"を創る。あるべき社会秩序とは何か-社会的選択理論、進化ゲーム理論、現代正義論の成果をふまえ、掘り下げて考察する。

感想・レビュー・書評

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  • 非合意の合意、相互理解という名の幻想、といった諦念ばかり滲み出てきているようにも見えますが、コミュニケーションについてのモデル考察は余さず学んでおきましょう。メイントピックとしては「囚人のジレンマ」。

  • 僕はこの本の著者にこの本についての集中講義を受けた事があり、そういった意味でも思い入れは強いです。比較的最近で面白く社会学初学者でも読める本という事でチョイスしてみました。正直講義で納得したかと言われれば?な面はありますが、なにはともあれ社会学ってどんな学問という問いにはこの本読んでみて。方法論の一つはこんな感じと答える事にしています。

  • ゼミ合宿の課題文献

    「他者を受け容れ、その後他者に対して主張する」
    「そのために伴うリスクは失敗を生じうるが、失敗を受け入れ評価し再帰する」

    わかりやすく読みやすかった。
    レジュメの作り方をちゃんと勉強したい。

  • ¥105

  • 先生から借りた本。
    難しくてよく分かんない。。。

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著者プロフィール

一橋大学大学院社会学研究科教授

「2021年 『少子高齢社会の階層構造3 人生後期の階層構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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