グリム童話のメタファー: 固定観念を覆す解釈

著者 :
  • 勁草書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326800582

作品紹介・あらすじ

もとは口承であったグリム童話は、19世紀の初稿以降、時代の価値観に沿って書き換えられてきた。また日本に翻訳紹介される過程でも、新たな価値観が加えられている。『シンデレラ』『白雪姫』『いばら姫』『赤ずきん』の初稿、初版、決定版の分析を通じて重層するメタファーを解読し、従来の通説を覆す解釈を提示する。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/676583

  • <閲覧スタッフより>

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    所在記号:940.268//ノク
    資料番号:10234067
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  • 細々とした感想はこちらから⇒
    https://www.evernote.com/shard/s205/nl/24994802/34bd3c1d-1568-46ac-b664-b4d731e67708

    全体的な感想としては、ジェンダー視点で語られているためか帰着点が毎回同じという。悪くは無いけど、「あー結局そこなんだ」と思ってしまう。

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著者プロフィール

野口 芳子(のぐち よしこ) 

1949年大阪府生まれ〔旧姓:柊木〕。1974年関西学院大学大学院修士課程修了。1977年ドイツ・マールブルク大学大学院にてPh.D. 取得。現在武庫川女子大学名誉教授。日本ジェンダー学会会長。



主著:

『グリムのメルヒェン―その夢と現実』 勁草書房 1994年

『グリム童話と魔女―魔女裁判とジェンダーの視点から』 勁草書房 2002年

『卒論を楽しもう―グリム童話で書く人文科学系卒論』 武庫川女子大学出版部 2012年

『魔女で学ぶドイツ語』(共著) 三修社 2008年

『日本・ドイツ・イタリア 超少子高齢化社会からの脱却』(共著) 明石書店 2008年



訳本:

イングリット・アーレント=シュルテ著『魔女にされた女性たち』(共訳) 勁草書房 2003年

「2016年 『グリム童話のメタファー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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