女性解放という思想

著者 :
  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326970063

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  • 【メモ】
    ・現在は受注生産で手に入る。文庫化も近い。

    【書誌情報】
    価格:3,100円+税
    出版年月日:2013/02/20
    ISBN:9784326980727
    版型:4-6 238ページ
    オンデマンド制作

    イリイチ、エコロジカル・フェミニズムなど、最近の女性解放論にひそむ問題点の解明を中心にして、〈女性解放とはなにか〉を根源的に問い直す。(1985年12月20日第1版第1刷発行)
    http://www.keisoshobo.co.jp/smp/book/b181818.html


    【目次】
    はじめに

      I
    女性解放論の現在
     1 序――「セカンド・ステージ」
     2 「家庭の重要性」と「男女の分業」
     3 女性原理と男性原理
     4 イリイチのヴァナキュラー・ジェンダー論批判
     5 エコロジカル・フェミニズムの方向性
     6 女性解放論における近代主義と反近代主義

    「差別の論理」とその批判――「差異」は「差別」の根拠ではない
     1 「女性問題」と「性差別」
     2 「差別」とは?
     3 「差異」と「差別」
     4 「排除」としての「差別」
     5 「性差別」の次元

      II
    リブ運動の軌跡
     1 はじめに
     2 70年代リブ運動小史
     3 「文体」の解りにくさ
     4 女にとって産むこと産まぬこと
     5 「個人的体験の政治化」の矛盾
     6 近代主義批判の陥穽

    ウーマンリブとは何だったのか
     1 誤まったリブ運動観
     2 母幻想を超えて
     3 〈性の解放〉とは何か
     4 自分のことばで語る

      III
    からかいの政治学
     1 はじめに
     2 からかいの構造
     3 からかいの機能
     4 からかいの呪縛
     5 からかいの政治学

    「おしん」
     1 はじめに
     2 テレビに特異な女性像
     3 消費の記号扱いの女性
     4 貧しさも憧れの対象に
     5 テレビに求める現実感
     6 幸福を自覚せよと迫る

    孤独な「舞台」――現代女性とインテリア
     1 住まいへの関心
     2 女性のいる空間
     3 家族の変化と私的空間

    あとがき
    初出一覧

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著者プロフィール

東京都立大学名誉教授

「2022年 『持続するフェミニズムのために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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