アクセントとリズム (英語学モノグラフシリーズ 14)

  • 研究社 (2005年5月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784327257149

みんなの感想まとめ

音韻論に関する入門書でありながら、アクセントとリズムの関係を深く掘り下げる内容が魅力です。全体は3章構成で、音韻論の基礎から派生理論、最適性理論までを網羅しています。特に、アクセントやリズムが文法とど...

感想・レビュー・書評

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  • 音韻論の入門書。3章構成で、1章が音韻論の入門、2章が派生理論とその限界、3章が最適性理論(OT)の解説となっている。レベルとしては、1章が易〜普通、2〜3章は普通〜やや難。易といっても、モーラなど超基本的な用語の説明があるわけではないので、ある程度の音声学・音韻論の知識は必要となるだろう。

    全体的に喩え話が多く、面白い。

    2章はいろんな理論が出てきてごちゃごちゃしている上、具体例も知らない言語(アメリカ・インディアンなど)ばかりなので、読むのが大変だった。章末にまとめの表があるので、そこを適宜参照しながら読むといいと思う。

  • 日本を代表する音韻論者による音韻論概説。アクセントとリズムを中心に、超分節音韻論を扱っている。はじめにアクセント・リズムと文法の関わりを述べた後、80年代に隆盛を極めた派生理論を論じ、その限界を乗り越える形で登場した最適性理論へと論が展開する。

    分節音韻論を扱った同著者の『日常言語に潜む音法則の世界』と併せて読むと、生成音韻論から最適性理論までの大きな俯瞰図を手に入れることができる。

  • 日本語の単語にはいわゆる平板型(無アクセント)のものがあります。この本では、それが、なぜなのかということに答えようとしているなど、とても素敵な著書です。

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著者プロフィール

東京大学大学院総合文化研究科 教授。専門分野は理論言語学(音韻論・音韻理論)、日英比較音韻論、進化言語学、生物言語学。主要業績: 『アクセントとリズム』(英語学モノグラフシリーズ14、研究社、2005)、『日常言語に潜む音法則の世界』(開拓社言語・文化選書10、開拓社、2009)、Special Issue—Excavating Phonetic/Phonological Fossils in Language: Current Trends in Evolutionary Linguistics(編著、日本音声学会機関紙『音声研究』、2017)、など。

「2018年 『言語の獲得・進化・変化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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