図説 サインとシンボル

  • 研究社
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327377397

作品紹介・あらすじ

★名匠アドリアン・フルティガーの「記号の形態学」

モダン・タイポグラフィの名匠アドリアン・フルティガーが長年の実践と思索を経て完成させた「記号の形態学」。
視覚的表現としてのサインとシンボルが、人間の思考の記録と伝達にとって本質的かつ不可欠な手段であることを、多彩な実例を挙げながら詳説する。
その一点一点が見る者の興味を引きつけてやまない2500点以上もの自身によるイラストを収録。
古代の象形文字、中世錬金術のサインから現代の企業ロゴまで。中国の易経記号、日本の家紋からインディアンの動物素描、西欧の石工のサインまで――フルティガーは古今東西のグラフィック文化からエッセンスを抽出し、自在に論じていく。
アート、グラフィックデザインや装飾の分野のみならず、文字の歴史、記号論、視覚文化全般やイメージの読解に関心を抱くすべての人にとって必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 秩序をもったカタチを作ることは、無秩序、無形を作ることよりも易しい

  • 今年亡くなったタイプデザイナーのアドリアン・フルティガー氏によるサインとシンボルの広範囲における概説です。

    Part1でサインとシンボルに用いられる要素とその特性について、Part2で文字について、Part3でシンボルからサイン、シグナルに至る、その領域とモチーフを俯瞰します。

    デザインの表層について評価し解説する本はたくさんありますが、この本はサインの深層に潜むサインの存在自体を考察します。この本を読むことは、新たなデザインを成すにあたって存在理由から丁寧に作り上げることに役立つでしょう。

    原著はドイツ語で1978年から1981年にかけて発刊されましたが、37年かけて、ようやく日本語化されました。デザインに関わる全ての人にお勧めします。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784327377397

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著者プロフィール

スイスの書体デザイナー、グラフィックデザイナー。「ユニバース」「フルティガー」など多くの著名なフォントをデザインすると共に、シャルル・ド・ゴール空港など、公共機関のサインシステムの設計なども手掛けている。JR東日本や東京メトロでも同じフォントが使われている。

「2015年 『図説 サインとシンボル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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