はじめての語用論 基礎から応用まで

  • 研究社 (2020年3月16日発売)
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  • 本 ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327378233

作品紹介・あらすじ

最新の研究動向を反映した、語用論の教科書
語用論(pragmatics)とは、「コンテクスト」(文脈)をもとに、ことばの意味や働きを考える研究分野のこと。
本書は語用論の入門テキストで、基礎から応用まで幅広く解説。最新の研究動向を数多く盛り込んでいるので、これから語用論を学び始める人に最適の1冊です。
日本語と英語の例文をバランスよく配置しているので、日英両方の語用論を学べるのもポイント。

〈目 次〉
第1章 語用論とは何か(澤田淳)
第2章 グライス語用論(澤田治)
第3章 情報語用論(大島デイヴィッド義和)
第4章 対人語用論(滝浦真人)
第5章 指示語用論(澤田淳)
第6章 言語行為論(加藤重広)
第7章 関連性理論(井門亮)
第8章 認知言語学と語用論(松本曜)
第9章 文法研究と語用論(澤田淳)
第10章 会話分析(高木智世)
第11章 メタ語用論(小野寺典子)
第12章 歴史語用論(椎名美智)
第13章 対照語用論と文化対照(井上優)
第14章 英語教育と応用語用論(内田諭)
第15章 日本語教育と応用語用論(小野正樹)

感想・レビュー・書評

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  • 真の初心者向きではない?

  • ひつじ書房の青緑の語用論の本と内容がやたら似てる気がするのは気のせい? 知識ゼロの人には厳しいので、大語用論入門の授業向けとしての「はじめて」なのだと思う。

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著者プロフィール

1964年青森県生まれ。東京大学文学部言語学科卒業、同大学院博士課程修も文学博士。専門は言語学(統語論、語用論)。富山大学人文学部助教授などを経て、現在、北海道大学大学院文学研究科准教授。著書に『みんなの日本語教室』(三笠書房)、『日本語修飾構造の語用論的研究』(ひつじ書房、第22回新村出賞受賞)、『ことばの科学』(ひつじ書房)、『日本語学のしくみ』(研究社)、共著に『日本語を知るための51題』『言語学入門』(以上、研究社)などがある。

「2019年 『言語学講義 その起源と未来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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