ネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉

制作 : Paul Chris McVay 
  • 研究社出版
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レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327451158

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ、めちゃスキです。
    1番はじめに読んだのは高校生の時、同シリーズの英文法なんですが、どうしても英語がスキになれない私に「英語って案外おもしろいかも」と思わせてくれた一冊です。

    高校の図書館で借りて読んだのですが、どうしても手元に置いておきたくて、ノートにこの本の絵や文やらを写したくらいスキでした。私は昭和か(確かに昭和生まれですが)。

    今回、再び読みたくなったので読みました。
    この前置詞は中でも1番スキです。
    前置詞多すぎ、意味不明…なんでこれがそんな意味なの!?
    と色々思っていたことが、一挙に解決されます。

    また、あの味のある絵がいいです笑。
    ものすごくわかりやすいです。
    前置詞について書かれている本の中で、1番わかりやすいのでは、とさえ思います。(比較対象がないので、あくまで憶測ですがw)

  • 大西泰斗先生仕込みの、イメージで前置詞を捉える手法。大変わかりやすい。受験英語に慣れた人にとってはこういう手法を使うまでもなく覚えているものだが、inとatの理解の仕方など再度学べるものも多い。

  • 前置詞のイメージを勉強したことがないなら手に取ってみる価値あり。1回では理解しにくいかもなので2回以上目を通すことを推奨。
    結構英語の見方が変わる。

  •  『ハートで感じる英文法』など、英語話者の「気持ち」がどのような形式に反映されているかを分かりやすく、力強く語ることで有名な大西先生の初期の著作。
     前置詞は、認知言語学の中でも主要な研究領域の一つなので、著者の本領が発揮されやすい分野、ということになるだろう。
     内容よりもまず文体というか、最近でこそNHKの講師をやったりして、だいぶん著者のキャラがある意味ネタとして受け入れられている感があるが、この本では、そういった人柄が真面目に反映されていて、面白い。まず「父真悟、母和恵に」と記されている。親を下の名前で呼ぶ感覚が、くすぐったい。そして「あれほど言ったのにまだ丸暗記しているのですか」(p.3)という挑戦的な文句からはじまるのも、時代を感じさせる。というか、基本批判や揶揄からはじまるスタイルというのは健在だろうか。
     内容面では、まず「家族の顔」という原理が紹介されるが、これは成功しているのだろうか。結局、例えばonの最後には「こんなにバラエティに富んだonの使い方も、つまるところ基本イメージにおさまってしまうのです。基本イメージとのつながりを押さえることによって、いままで無味乾燥だった無数のonが、暗記に頼ることなく生き生きと使えるようになってくるのです。」(p.109)と書いてあって、結局は「基本イメージ」というかコアからの派生で理解していく、ということだが、どうせなら、「家族の顔」の説明を貫いて欲しい。というのも驚くことに、冒頭で「多くの人がやっている代表的な勉強法」(p.9)として、いくつかの勉強法が批判されており、「日本語で覚える」、「用法で覚える」が著者の立場からして批判されるのは分かるが、「共通のイメージでとらえる」が、「ほとんどの前置詞で、共通したイメージなど描けないのです」(p.12)といって批判されている。え、「基本イメージ」も「共通イメージ」も似たようなものじゃないの、と思ってしまう。そんなむやみやたら批判しなくても、共通イメージから派生させていく、という説明で済むんじゃないかとも思ってしまった。そして結局おしまいの方には、「at:点と感じられる場合、on:「日」に関する場合、in:「時間幅」のある場合」のように、「用法」めいた分類でまとめてあり、「『at dayとは言わない』あるいは『on=日』と理解する方が、約2562倍楽なのです」(p.145)とあるので、やっぱり用法で分けて覚えてしまった方が早いよね、となってしまうので、これを読んで得られる結論は、「イメージで覚えていって、微妙なものは用法で分けて覚えてしまい、それでも無理なら丸暗記」と、臨機応変に使い分けるのが良いと思う。
     いくつか使ったことのない表現としては、Who's for a beer?(ビール飲みたい人)(p.67)、とかThe bus will be along in a minute.(すぐ来るよ)(p.153)。あとget in the busとならないのはなぜか、と生徒に聞かれて、busはcarよりもデッカイからだよ、なんて説明してしまったが、あながち間違ってないなあ、と思った(pp.99-100)。ここに書いてあるような例(get on the plain, train, shipとget in the car, taxi)をもっと挙げて、「中に入っていく」イメージと「乗り込む」イメージの違いを分からせてやりたかった。あとはShe was at Oxford.が学生として、She was in Oxford.が観光客として(p.138)、というのは知らなかった。atは点でしか意識しないから、そこでやっていた「活動」に意識が向く、ということらしい。
     色々書いたけれども、著者の本は面白いということは大前提。英語好きな人には、前置詞を使った色々な文が読めるので、楽しい。(15/10/)

  • 英文を読んでる時はさらっと流してしまうんだけど、
    書いてる時にあれ?ここは、forか?toか?withか?aboutか?onか?と迷うことが多いのでお勉強。

    とりあえず本書を2回読んで、それぞれの前置詞のイメージをつかみました。

    あとは困ったときに参照したいと思います。

    この本が書かれたのが古いので、イラストがめっちゃ気持ち悪くて(パソコンで直線と曲線だけで書いたと思われる‥)むしろそれが記憶に残る(^^;;

  • 前置詞を図解したものとその解説は理解を深めるには良いです。

  • 前置詞のイメージをネイティブの視点からわかりやすく解説してくれる良書。一つの前置詞が完全に一つのイメージではなく、ファミリーとして捉えた方がよい、前置詞は理屈ではなく感覚で理解するなど参考になった。それでもofとかはやっぱり難しいけど。

  • 熟語を覚えろ』は嘘だった。

  • 内容には文句はありません。しいて言うならレイアウトに気をつかって欲しかったなぁ~と思います。

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著者プロフィール

現在、東洋学園大学教授。筑波大学大学院博士課程修了。
英語学専攻。オックスフォード大学言語研究所客員研究員を経る。
ポール・マクベイ氏との共書『ネイティブスピーカーズシリーズ』(研究社)、
『ハートで感じる英文法』(NHK出版)他。

「2008年 『英単語イメージハンドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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