ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力

  • 研究社 (2005年11月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (202ページ) / ISBN・EAN: 9784327451929

作品紹介・あらすじ

本書は、他の文法書とまったく異なった新しいコンセプトで貫かれています。それは英語を学ぶ人誰もが必要とする「絶対の基礎」を解説することです。それを身につけてはじめてネイティブの英語に近づくことができます。とはいえ「絶対基礎力」にむずかしい内容はありません。覚える必要さえありません。英語の絶対基礎力は、誰もが簡単に理解できる「5つの原則」によって成り立っているからです。そしてこの単純な5つの原則から、みなさんが不思議に思ってきた数多くの文法事項が流れ出してきます。

〈目次〉
Chapter 1 英文の骨格を決める配置感覚
 主語/BE動詞の意識/述語のなかみ(パターン1「力が及ぶ」ならV ■;パターン2「単なる動き」ならV;パターン3「手渡す」ならV ■■;パターン4「進む方向を示す」ならV ■ to...;パターン5「報告」ならV that...;パターン6「動的内容を展開」ならV to.../-ing)/ピボット(1) ピボットと並べる自由/ピボット(2) いわゆる知覚構文/ピボット(3) いわゆる使役構文
 
Chapter 2 骨格を変形する
 倒置は感情/疑問文基礎/疑問文のバリエーション(1) 否定疑問文/疑問文のバリエーション(2) 付加疑問文/疑問文のバリエーション(3) あいづち疑問/疑問文のバリエーション(4) WH疑問文/WH文/疑問文のバリエーション(5) 聞き返し疑問/感嘆文
 
Chapter 3 修飾する
 前は限定(1) 限定修飾/前は限定(2) 否定/前は限定(3) 限定詞/並べると説明(1) 説明修飾/並べると説明(2) 同格/並べると説明(3) WITH/穴埋め修飾(1) WH修飾基礎/穴埋め修飾(2) グラブ/穴埋め修飾(3) ジョイン
 
Chapter 4 「とき」をあらわす
 過去形の距離/現在形/現在完了形/過去完了形/進行形/「とき」は前後運動/「とき」の自由/未来表現/「とき」がない/丁寧表現/控えめな過去の助動詞/仮定法(1)/仮定法(2)

みんなの感想まとめ

英語の基礎を理解するために必要な新しいアプローチが紹介されています。文法を単に暗記するのではなく、英語の性質や感覚に重点を置いた学習法が提案されており、特に「配置感覚」や「修飾」の概念が重要です。具体...

感想・レビュー・書評

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  • 2005年発行の初版本。
    2012年に読んだ時は星3つで、レビューも書いていなかった。
    2020年再読し、星4つで、再読記録に記した。

  • 文法を暗記するのではなく、英語の性格(?)に注目し、より一般的で感覚重視のルールを挙げて、イメージを大事にした学習を推奨。

    英語は配置が意味を成している。

    他動詞は目的語に影響を与える、自動詞は単に動作。

    並べて説明やピボット方式はなるほど。

    修飾も、前からは限定、後ろからは説明。

    wh-の、穴を探せ、はピンとこない。むしろ時間がかかる気が…。

    時制=話者の心理的な距離、という考えは面白い。そうかも。

    コツをつかんだ上で上で、やっぱり大事なのはたくさんの英語に触れることだというのは、当たり前と言えば当たり前。王道はない。

  • とても勉強になりました。

  • 学生の頃機械的に覚えた内容がネイティブがどんなイメージで捉えているのか?理解できて、一層英文法の理解が進みました。

  • 文法はこの人の本だけ穴が空くほど読めばいいとおもう

  • 他の参考書とは違い独特の説明だった。時制の話は納得。英文を読むときはこの内容を意識するようにしてます。この書きぶりで長文解説が欲しい。

  • 英語の文法を、ネイティブがどのようなイメージで使っているのかを学べる本。
    日本の教育では色々な例外的な使い方に名前をつけて、さも暗記せよと教えられることが多々あるものが、イメージを介して説明することで難しいものではないということが分かるようになっている。
    英語は時間の表現が日本語よりわかりやすいということが一般に言われるが、この本を読んでそのイメージが理解できた気がする。
    まずは基礎を押さえるという点でおすすめできる本だと思った。

  • ピーターセン本読む前だったらもっと衝撃的だったかもなんだけど、今読むとわかりやすいのはいいんだけど抑えてる範囲が狭いのかな、基礎力と銘打ってるとおり。

  • 学校で教わった内容とはいったいなんだったのか。目からウロコがとびちった。

  • 〈本から〉
    英語では、主語は述語が横に並んでみてはじめて主語であることが了解されます。

    wantは実現への差し迫った欲求をあらわす圧力の高い単語です。

    makeはうむをいわさない

    getはなんらかの「行為」を想起させますから、頼みに行ったり説得したりしながら「働きかける」

    have ただ単にある状況をhaveするー自然に・自動的にそうなるーといった感触なのです。

    letは許す

    倒置には常に感情がこもります。

    notには常に右側を否定するという性質がある

    notはーおよそ何でも打ち消すことのできるー万能修飾語なのです。

    I need water.
    Give me some water.
    「油じゃなくて水」を単に示したwaterにsomeがつくと、ある分量をともなった具体的な水が意識されるようになります。
    限定詞は漠然とした名詞を限定し、ある具体的なイメージを「生み出す」働きをもっているのです。

    ときは距離

    現在形があらわすのは距離ゼロの意識
    現在を包み込み安定

    現在完了形は現在のあなたにZOOM UPする形

    ただの現在形は「確定マーク」

    無色透明な未来表現などありません。ネイティブにとって未来は文字通り「選びとる」ものなのですよ。

    命令文とは、まだ事実ではないこと(起こってないこと)を指して、こうしろ・ああしろという文です。事実であっては困るのですよ。だからこそ動詞の原形。事実でない形が選ばれるのです。

  • 数年前に読んだものをもう一度読みなおした。

    ネイティブってどんな風に頭のなかで考えてんのかな?という疑問から手にした本書だが、その感覚を少しだけ捉えられた気がする。

    特に
    ★ネイティブの文型の考え方
    ★過去形と現在完了形の考え方

    他の文法書ではわからなかった表現の感じ方がわかった。定期的に読み直したい本だ。

  • 英語が苦手意識を持っている人に読んでほしい本。
    文法?なにそれ忘れた。一生懸命勉強したのに、どうも…な人の意識を変えてくれる一冊です。

    学校の先生におススメされて読みましたが、英語に対する構え方が変わりました。
    何度も読み込もうと思います。

    http://ayakakingdom.blog.jp/archives/17949862.html

  • なかなか良かった!

  • ネイティブスピーカーがどのような感覚で英語を使っているかが非常にわかりやすく書かれている.
    日本人だって感覚で日本語を使っているのだから、ネイティブも感覚で英語をしゃべっているのは至極当然の話である.
    その感覚を今まできちんとまとめて教えてもらったことがなかったので非常に新鮮であった.

    【述語のなかみ】
    (1)力が及ぶなら、V■
    (2)単なる動きなら、V
    (3)手渡すなら、V■■
    (4)進む方向を示すなら、V■to・・・
    (5)報告なら、V that・・・
    (6)動的内容を展開ならV to・・・/-ing


    「並べると説明」「不安定な感情」「前は限定」「穴は埋めろ」「ときは距離」など読んでみるとこれらのネイティブの感覚がストンと腑に落ちるでしょう.

    『人間は「とき」を自分からの距離として考えている』などは、時制を理解する上で非常に有益である.

    これ一冊読むだけで結構英語の理解力上がるんではないだろうか.

  • 私は、英語の文法の勉強は、高校生以来せずに、今に至る。
    そして、日本を離れ約9年が立ち、娘はバイリンガルとして英語を習得している。

    そんな、私にとって、この本は理屈っぽく感じられたが、
    英語の文法ルールは体で感じるもの、つまりinput&outputをいっぱいして、体で感じなさいと伝えていた。体で感じるきっかけにはいい本だと思う。

  • 今まで読んだシリーズと比べると若干わかりずらい。

  • 英語を習得する際に必要となる「ネイティブの感覚」にフォーカスを当てながら、文法を教科書的ではなく感覚的に解説している。

    著者の訴えたい「感覚」の大切さについては賛成するが、文章の構成や表現がイマイチ分かりにくい部分が多いような気がする。

    着眼点は悪くないので、内容を細かく洗練させていけばもっと良い本になると思う。

    とは言えおおまかな「感覚」の違いについては学ぶことができた。

  • 大西先生の本はわかりやすいです。

  • 3回通読した。
    ネイティブスピーカーがどのような感覚で英文法を使いこなしているのかを、根本的な部分からわかりやすく解説してくれている。

    特に、
    ・倒置=不安定な感情
    ・「とき」は距離
    ・なぜ仮定法は過去形で表すのか
    ・原型動詞の持つ意味

    など、受験生時代にわけも分からず暗記していた部分を感覚的に理解できたのはとても助かりました。
    ところどころ強引に感じる説明もありますが、全体的には読み易く頭にもすんなり入ってきます。

  • 名著。値段が高い割りに紙質など本の厚みや構成で色々ツッコミたくなる本書だが、それが気にならないほど内容は濃い。

    私みたいに受験英語につまずいたものにとって、大西さんの本は天からの救いと言っても過言ではない。
    本書の購入を考えてる方は、「一億人の英文法」を考えてみryと良いと思います。これの内容を包括し、かつこれ以外の文法事項を網羅していると思うんので。
    でも、この本の軽妙な分かりやすさも捨てがたい、それに分量も少なくて読みやすいし。本書を読んでまず思ったのは、感謝の気持ちであった。ありがとう

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著者プロフィール

現在、東洋学園大学教授。筑波大学大学院博士課程修了。
英語学専攻。オックスフォード大学言語研究所客員研究員を経る。
ポール・マクベイ氏との共書『ネイティブスピーカーズシリーズ』(研究社)、
『ハートで感じる英文法』(NHK出版)他。

「2008年 『英単語イメージハンドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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