- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784327452810
作品紹介・あらすじ
★アメリカの英文創作を日本で学ぶ。古川日出男氏推薦。
どんなに世界が失われてしまっても、僕らはみんな、この世界を生み直せる。それも、言葉で。もしかしたら、英語で。ひとりひとりが周囲を「観察」することが、大きな「洞察」をもたらすことなのだと、心優しい教師・レアードが言っている。この教室に入ろう。――古川日出男
「自分の言葉で書く、ということに――特に英語でそうすることに――興味がある人は、ぜひこの本を読んでほしい。興味がない人も、読んで興味を持ってほしい。どちらにしろ楽しい経験になるだろうし、読みおえるまでに、ずいぶんいろんなことを学んでいると思う」――柴田元幸
※A Bilingual Book(English-Japanese) ! 英日対訳
感想・レビュー・書評
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創作とは何かを感じさせ、学ばせてくれる佳作です。日本人の方による短編(英語)のレベルの高さに脱帽。また何より、レアードハントさんの教室の導き方には感心しました。対訳形式でありながら、必ずしも、一方の言語で書かれたものの香りが、他方に勝る訳でもないという点も面白いです。訳を担われた方の努力に敬服します。そして、やはり、柴田さんの訳は飛切りです。
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英文精読教室の柴田先生ということで読んでみた。英文精読教室と似た感想。読み方、書き方を教えてくれるわけではないのであくまで読み物としで楽しむ用の本。それにしてもエッセイによってはかなり難しかった印象。
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日本語で自分が文を書く程度に、英語でも書けるようになりたい。それは英語を学ぶ多くの人の希望かもしれない。しばらく前に購入し、ページを開き、ざっと一通り読んでから、しばらく経つ。Writingの時間にこの本を使って書いてみたいので、計画をたてようと思う。
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まず、レッスン1,2……と課題をおき、学生たちがそれを書き、ハント先生がそれを細かく手直しし、完成した文章が掲載されその過程を見ることができる。
私もともかく学生たちとともにレッスンを始めてみようと思う。英語での指導を訳したものだが、ハント・柴田両氏の授業と思えばそれは取り組む価値があろうというもの。一緒に手を動かしてみないと分からないタイプの本。少なくとも無駄にはなるまい。