作品紹介・あらすじ
フェミニズム、セクシュアリティ研究をはじめとする現代の思想界に大きな影響を与えた竹村和子(1954‐2011)。その思想は専門である英語圏文学研究をつうじ育まれた。アメリカ文学を中心に、生前に発表した論文、講演から、著者の厳選による、初の文学論の単著。物語の可能性、文学研究の可能性に向けて。
感想・レビュー・書評
絞り込み
-
「文学力の挑戦 」と言うご大層なタイトルに惹かれたのですが、、、著者の竹村和子は「フェミニズム批評の第一人者」だそうで、果たしてどのような仕上りでしょうねぇ~?
著者プロフィール
元お茶の水女子大学大学院人間文化研究科教授。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。筑波大学大学院博士課程退学。人文科学博士。琉球大学名誉博士。専門は英語圏文学、批評理論。2011年死去。主な著書に『境界を撹乱する――性・生・暴力』『愛について――アイデンティティと欲望の政治学』、『思考のフロンティア フェミニズム』(以上、岩波書店)、『文学力の挑戦 ――ファミリー・欲望・テロリズム』(研究社)、『彼女は何を視ているのか――映像表象と欲望の深層』(作品社)、『かくも多彩な女たちの軌跡』『女というイデオロギー』(以上、海老根静江との共編著、南雲堂)など。
「2021年 『問題=物質となる身体』 で使われていた紹介文から引用しています。」
竹村和子の作品