大学入試 英文速読のナビゲーター (研究社のナビゲーター・シリ-ズ)

著者 : 西きょうじ

• 研究社 (1997年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

受験に必要な「速読」のあり方をはじめて示す
現在、「パラグラフリーディング」が流行していますが、実際の入試でそれがどれくらい役に立つのか、そんな思いに駆られている人も多いでしょう。そうです。実際は必要ないのです。しかし、いつも時間が足らないという人も多いはず。そんな方に、受験生の必要な速読をきわめて明確かつわかりやすく解説した参考書です。

感想・レビュー・書評

[nenpiさんの感想 · 2010年12月22日]

受験期以来久しぶりに読んだが今でも「使える」本。飛ばし読みに代表される受験テクニックのようなものはその場しのぎ的な物で英語力がついたことにはならない。読解はもちろん国語力と密接にリンクしていて英文を読むときには筆者の論旨を的確につかむことが大切。その方法として文章の流れをつかみながら展開を予測して読むことは非常に有効で比較的簡単な文章で構成されているこの本は、それを養成するためにもってこい。

[maaaashin367さんの感想 · 2016年1月30日]

じっくり英語読む姿勢とパラリーが両方身につく。

[決戦ｗ＠筑前守秀吉さんの感想 · 2004年11月6日]

英文速読の入門書。構文把握がある程度固まってきたら是非やってほしい一冊。この手の参考書にしては構文解説が詳しく、英文の論理展開もオーソドックスなものに限ってるので、基礎固めをしつつ、次の段階へ効率的に移れる。ただし、問題レベルは低いのでこの後にどんどん多読をしていってほしい。

著者プロフィール

63年東京都生まれ。京都大学経済学部入学後、英文学科卒業。劇団青年座研究所に入所し東京に転居後、87年代々木ゼミナール講師となり実力派人気講師として2014年まで活躍、のべ20万人を超える生徒を指導。予備校講師の枠を超えて上梓した『踊らされるな、自ら踊れ』(講談社)が話題を集める。『ポレポレ英文読解プロセス50』は超ロングセラー。

「2015年 『越境へ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」