- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784327764821
作品紹介・あらすじ
英文法の疑問が氷解!
今まで丸暗記させられた英文法を、論理的に解説。
↓
センター試験ほか、有名私大の入試予想問題で、解法を確認。
↓
抽象的に思えた英文法の疑問が氷解する!
「ああ、そう考えればいいのか!」
カリスマ英語講師による「超論理的」英文法解説!
今まで丸暗記させられた英文法を論理的に解説する。英文法の核心を理解し、センター試験や有名私立大学の英語の問題の解法を身につけよう。抽象的に思われた英文法の疑問が氷解する瞬間を、本書でぜひ体験してほしい。
関 正生(オンライン予備校「受験サプリ」講師)
次の英文のカッコ内に入るものを選びなさい。
【問題1】
“How’s your golf game these days?”
“( )!”
1. Much never 2. Better much 3. Better never 4. Never better
【問題2】
The manager proposed that marketing research ( ) before the product is released.
1. was not conducted 2. be conducted 3. will be conducted 4. had been conducted
【問題3】
You can’t ( ) your problems on me.
1. refer 2. insist 3. blame 4. locate
⇒答えは本書の中! カリスマ講師が論理的かつ徹底的に解説します。
感想・レビュー・書評
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もともと英字新聞『週刊朝日ウィークリー』に2011年から15年まで連載されていたコラムを書籍化したもの。
時制や助動詞といった主な文法分野から使役、SVOCなど動詞の語法まで、大学入試問題を使って解説されている。「従来の丸暗記型」として、項目を無味乾燥に扱ったもの(例えばwillや分詞構文の意味、進行形とその注意点など)から、その本質・イメージを考えながら整理しなおしていく、というもの。
もう関先生の本を何冊も読んだ後なので、特に目新しいものはなく、ほとんど過去に読んだことがありそうなものばかりだったので、レビューについても他の本を参照して下さい。それでも、まだ忘れていたのか、英語の教師としてはこう教えればいいんだと思ったところがいくつかあって、例えば「『まだ起きていない』ことを表すのに、『動詞の原形』を使う」(p.90)とか、「appreciateは『価格をつける』が原義」(p.201)とか、「『ざっくりとそっちの方へ』のfor」(p.204)とか、復習になった。
この本に限ったこととしては、新聞の連載ということで文字が小さめで情報量が多く、レイアウトに工夫がないというか、絵や図も少ないので、他の著者の本よりは読むのに時間がかかった気がする。(16/02/01)詳細をみるコメント0件をすべて表示