唯一者とその所有 上

  • 現代思潮新社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784329003089

感想・レビュー・書評

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  • アナーキズム思想の聖典の一つ。しかし、それはあくまで後世の付した恣意的な解釈である(ただし所論の射程がアナーキズムへと開かれていることはたしか)。
    この著作それ自体は「人間」といった「類的」なものを原理に成立する西洋形而上学(とくにヘーゲルのそれ)とその制度を、歴史の中で個的、唯一的と措かれる「私」の側から批判、対決、反駁した書と解するべきだろう。類概念に奉仕するそれ自体が類である社会、国家、主体=臣下を批判するシュティルナーであるが、その後に実践的な次元でなんらかの行動モデルを提案しているようには思えない。下巻に付された本書の内容の勘所、同時代の文脈を押さえた訳者の解題は真正の思想史家の仕事であり、今日も全く古びていない。

  • 結局、ニーチェのようなキリスト教批判、サルトル的に本質ではなく実存を採れ、みたいなことを言っているのだが、こんなにまわりくどく、繰り返し、ヴォリューミナスに言う必要あったのだろうか。苦行の読書とはこのこと。

  • 読んだのは20年以上前。
    「神が人間になった という代わりに 人間が神になった」
    というくだりに,自分の書き込みをしていた。
    弁証法に対する無理解か,弁証法は誤りか。

    我思う故に我有り
    というデカルトを超えようとしていることだけは理解できた。

    所有ということと自己との関係についてもっと深めたい。

  • めちゃめちゃおもろいけど、むちゃむちゃむつかしい。

    三回読んでもまだわからん。

    辻潤約のほうも読んでみたいなあ
    できれば買いたいなあ

    ・・・たかいんやろなあ

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