スペクタクルの社会についての注解 (エートル叢書)

  • 現代思潮新社
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本棚登録 : 32
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784329010094

作品紹介・あらすじ

惑星的規模における「スペクタクルの社会」が新たな段階に達するなかで、情報権力の世界化および単一化としての「統合されたスペクタクル性」の社会の到来を正確に予見した、ドゥボールによる20世紀後半の最も革命的で、極めて実践的な理論的考察。

感想・レビュー・書評

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  • 映画『ミュンヘン』の最後の台詞はこの本からの引用ではないかと勝手に思っている。スペクタクルが錯綜する昨今、真実というものはもはや誰の目にも明らかなものではなく、ただスペクタルが作り出す世界に私たちは目を輝かせ、また眩まされる。
    双方向のネットを介したコミュニケーションが台頭している現在においても、まだまだこの本のメディアについての警句は色あせていない。

  • 注解の本なのに難敵。(自分の力不足ではあるが)

    商品経済の独裁的な支配が無責任な最高権の地位に達した
    統治のための新しい技術の全体がこの支配に付随している

    というフレーズは納得。

    これは素晴らしき予見書だ。

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