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- Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
- / ISBN・EAN: 9784329010100
感想・レビュー・書評
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ボルヘス晩年の散文詩旅行記。全体的に穏やかで優しい雰囲気です。多数の写真は、秘書で最晩年に夫人となったマリア・コダーマによるもの。
一握の砂でサハラ砂漠を変えてみたり、ブリオッシュに物事の原型を見出したり、短歌に人間が存在していい理由を感じたり、ボルヘスの感性が出ています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エジプトに訪れて一握りの砂でサハラ砂漠の姿を変えようとしている、だったり日本に訪れて神が世界を滅ぼしすのをやめる理由が十七音節の詩〈俳句〉だったりなかなかユニークな散文集だった
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主に旅先の写真とそれに着かず離れずの短文集。個々の文は短かく、ボルヘスの信者では無いので、有難いお告げという程のこともない。
日本では出雲で神様たちが、核兵器を開発するような人間どもは滅ぼそうという会議をするが、俳句を発明したことに免じて許されたんだそうだ。
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