オリンピックと鉄道 - 東京・札幌・長野 こんなに変わった交通インフラ - (交通新聞社新書140)
- 交通新聞社 (2020年2月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784330019208
作品紹介・あらすじ
1964年の東京都、1972年の札幌市、1998年の長野市と、国内で開催された過去3回のオリンピックに際し、鉄道を中心とした交通インフラがどのように整備され、大会期間中にどのような輸送が行なわれたかを振り返る一冊です。
東海道・長野新幹線の開業はよく知られていますが、たとえば1964年の東京大会では、マラソン競技の支障をなくすために京王線の初台駅が地下化されたり、女子バレーボールの会場になった横浜文化体育館の最寄り駅となる国鉄根岸線関内駅が大会直前に開業したりしています。
交通インフラをはじめとした都市基盤が発展途上にあった時代、現在とは大きく異なるできごとが次々起こったのでした。
東京大会から55年、札幌大会からでも47年が過ぎた今、当時を知る世代には懐かしく、知らない世代には新鮮な、「あのオリンピックのときにはこんなことがあったんだ」というエピソードを盛り込みます。
また、当時整備された交通インフラがレガシーとして現代にどう受け継がれているかを紹介し、今回の東京大会のインフラ整備や、2030年の冬季大会についても触れていきます。
感想・レビュー・書評
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1964年の東京、1972年の札幌、1998年の長野の各オリンピックの際、鉄道がどう変わったのか、どのように対応したのかを記した本。オリンピック単独では紙数を埋められないからなのか、道路交通の話だったり、開催前の状況について記していたりしていますので、オリンピック開催年を中心とした鉄道の変化。と言うことで読まれると良いのではないかと思います。
ちなみに、後世の人は、2020東京オリンピックの際の鉄道の変化、対応ってどのように書くんですかね?詳細をみるコメント0件をすべて表示