ペンギンが空を飛んだ日 - IC乗車券・Suicaが変えたライフスタイル (交通新聞社新書058)
- 交通新聞社 (2013年8月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784330395135
感想・レビュー・書評
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国際ブランドから完全に独立した決済手段を開発してエコシステムを作り上げたのはエポックメイキングな出来事。
新たな決済手段を構築するとき、いかに国際ブランドから独立していけるかをはじめに検討するべき。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同じくSuica本。こちらの方が多少詳しく書かれてはいるが、あくまで新書である。Suicaのシステムや技術について、まとまって読みたかったのだかネットの方が詳しかった。
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ワークショップ「はじまりの瞬間(とき)」:"本日の一冊"本
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Suicaを作り上げた椎橋さんの奮闘の記録。JRという「石橋を叩いても渡らない」会社において大きなイノベーションを起こした背景には地道な研究と社内調整があったことが伺える。
イノベーションを起こすのは魔法でもひらめきでもなく、こういうじみちなことの積み重ねなのだと感じた。
交通新聞社の発行だけあって、内容や書き口が一般向けになり切れていない部分は惜しい。 -
ただのSuicaがヒットするまでの軌跡ではない。
自分は学生だから仕事が本当にどんなものかは分からないけれども、仕事ってこういうことなのかもしれない。
この本は仕事とかやりがいとか、きっと社会に出てヒントになるものが沢山散りばめられていると思う。
就活生や社会人になる前に読んでおきたい本である、と思う。
ただし終盤のSuicaとそれ以外のカードの相互利用のところでは、それまでの努力したこととかが緻密に書かれていたのとは逆に結果しか記されていなかったのが物足りなく、単調で残念だった。 -
★4 Suicaすげー。プロジェクトの壁を乗り越えた凄い発想がサラリと描かれていて、それが逆に実際に問題にあたる人の感覚の生々しさが伝わってくる。こんな仕事してみたいと妬けた。
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Suicaが当たり前のように日常生活で便利に気軽に使われてますが、導入されるまでの苦労がぎっしり詰まった一冊です。
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様々な制約、周囲の無理解の中で、新しいことをやり遂げるということ。仕事のやりがえのひとつなのではと思った。
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福岡で地下鉄もバスもSuicaで乗れる便利。ちょっと難しいところもあったけれどその誕生物語を楽しみました。