気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

著者 :
  • 交通新聞社
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本棚登録 : 187
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784330468143

作品紹介・あらすじ

ウマいか?→まあ、フツー。安い?→まあ、そこそこ。早い?→まあ、確かに。吉野家、ココイチから野郎ラーメン、カラオケパセラまで35軒のチェーン店が俺を魅了して止まない理由。

感想・レビュー・書評

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  • 書名と僕の食生活が見事なまでにリンクしている。つまり、「気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている」のである。
    あの、ついフラッとお店に吸い込まれる感覚は何なのだろう? 価格のお手ごろ感か、期間限定商品がなくなることへの焦燥感か、同じ看板ならどこでも同じ味が食べられる安心感か……。おそらく、そのすべてなのだろう。
    どこで何を食べても美味しいと思えるチェーン店を筆者もこよなく愛していて、それゆえ、「う~ん、わかるわかる!」と共感できる部分がたくさん。トリビアもふんだんにちりばめられた良書。

  • どこにでもあるチェーン店だからこその思い出だったり「あるある」とか「そういう楽しみ方もあるのか!」みたいなものもあったり。
    小洒落たレストランやカフェのレビューとはまた違ったあたたかみを感じるエッセイでした。
    せっかくそういうテーマなので、今はもう店舗が減って行きづらくなったチェーンとか地域ローカルなチェーンを紹介する割合はもうちょっと少なめでもいいかな?って思う。

  • スカイラークはファミレス界の始祖鳥なのだ!

  • 読書雑誌「ダ・ヴィンチ」で紹介されていたのに興味を持って図書館で借りてきました。

    食に関するエッセイ、裏話、大好きです。というより、食べること大好きです。好きすぎて摂食中枢病んで、精神科医と喧嘩したことがあるレベルで好きです。(現在は医者も変わり喧嘩はしません)
    「太らない」という条件付きなら(無理)一度フードファイターのように大盛りを平らげてみたいという夢を持っていますが、現在体重がうなぎ上りなのと「太る」と言う事にすさまじく恐怖を感じているのと、生活習慣病が怖くて、チャレンジすることができません。アラフォー、いい年です。一度己の限界を知ってみたいとは思っていますが「太る」と言う事が怖くて、食欲のリミッターを上手に外せません。

    様々なチェーン店について書かれている本ですが、私自身が働いた経験のある店や、実際に行ったことのあるチェーン店が書かれていると、テンション上がります。
    ほうほう、この店についてはこう書かれるのか。と腹の底でニヤリと笑ってしまうような感覚でしょうか。


    シェーキーズの食べ放題に行って、先輩夫婦にドン引かれる程食べておきながら、「ダイエットしたいです。」と言い放ったのもいい思い出です。(摂食中枢ぶっ壊れてた時)

    ラーメン食べて、回転ずし食べた後にハニトーをぺろりと平らげて、胃の皮が切れそうになったこともありました。(摂食中枢…以下略)

    実家にいたころ「ラーメンスープは太るから飲むな!」と怒られ、そのストレスを爆発させるように、一人でラーメン屋に行くとスープまで完食するようになったものです。本当に「ラーメンは麻薬」です。

    A&Wのルートビアが気になって仕方ありません。絶対まずい。でも、飲んでみたい。怖いもの見たさです。(飲兵衛のサガです)

    びっくりドンキーで初めて、外食のハンバーグって美味しいものなんだ。と思ったのは小学校中学年頃です。

    たかがチェーン店、されどチェーン店。一度もチェーン店に行ったことがない人と言うのはごくまれでしょう。自分の行ったことのあるチェーン店がどのように書かれているか。そこを思いっきり楽しめた一冊でした。

    ちなみに、私は餃子と言えば”王将”ではなく”みよしの”です。正社員だった頃(何年前だよ)、翌日が休みで用事がなく、料理作るのもしんどい日には近所の”みよしの”で餃子を買って餃子で一杯やったものです。現在住んでいる地域には”みよしの”見かけませんが。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“コンクラーベ”で登場。
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/47.html

    下北沢B&Bの黒川安莉さんが神田うのさんにプレゼンした1冊。
    『神田うのさんってチェーン店でご飯を食べたことはありますか?(神田うのさん「あまり機会がないですね…」)そんな神田うのさんにおすすめしたい本がこちらです。吉野家や日高屋へ、著者が愛をこめてダメ出しをしてたりします。ぜひ娘さんと一緒にお気に入りのチェーン店を見つけて行ってみてください。』(下北沢B&B 黒川安莉さん)


    残念ながら、結果は惜敗!神田うのさんの今読みたい本には選ばれませんでした。。

    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • 「さんたつ」連載コラムが書籍化されて十年後の今でも掲載されている30余りの店(紆余曲折の末)がほぼ健在で、こうして読んでる自分のランチ需要を日々満たしてくれている。1899年!から始まる巻末の年表も生活風俗の記録として貴重。2020年に続刊が出ているようで、その後の変遷を追いかけたい。

  • ★★
    今月4冊目
    んー、色々なチェーンの話だが脱線しすぎ。文章も下手。つまらん

  • 深みがないエッセイ。もしかして新聞の連載だったのかな

  • ノンフィクション

  • どこも頑張ってるんだろうし
    安いけど
    まずいチェーン店ばかりの世の中、
    美味しいものが食べたいなぁ。

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著者プロフィール

1975年生まれ。神奈川県茅ケ崎市出身。ライター、コラムニスト。著書に『気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』『それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』『プロ野球最期の言葉』『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史』『止めたバットでツーベース』『ドラフト最下位』など。

「2023年 『地方に行っても気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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