まるまる大阪環状線めぐり

  • 交通新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784330612157

作品紹介・あらすじ

「DJ鉄ぶらブックス」第5弾は、JR西日本で、一昨年にスタートした「大阪環状線改造プロジェクト」が進行中の大阪環状線がテーマです。変わりゆく沿線風景を惜しみながら、新車の情報をはじめ、大阪環状線の雑学、駅名の由来を写真で紹介する試みなど、知的好奇心に訴えかける一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 大阪出身者としては、とても面白かった。
    JR西日本は「大阪環状線改造プロジェクト」を概ね2017年度末完成を目処に実施すると発表しているとのことで、大阪環状線はいつの間にか進化していた。年に何度か、大阪に帰省した時に、なんだか雰囲気が変わっているなと思っていたが、こういうことだったんだなと納得。

    この本では、この「大阪環状線改造プロジェクト」についてと、大阪環状線の各駅の紹介なんかがある。これまでの歴史などと絡めて説明されている。

    大阪環状線は、大阪にいた頃は毎日のように利用していた身近な路線なので、見覚えのある写真や地名がたくさん出てきて懐かしく思う。あの頃ここでこんなことがあったなー、とか。

    ↓のようなことも書いていた。自分メモも兼ねて。今度帰省した時に見てみようと思う。
    ・駅名標は最近新しくなっているが、その余白のデザインは各駅ごとに違う(玉造のヒスイ、桜ノ宮の桜など)。
    ・電車の発車メロディも駅ごとに違う。
    ・大阪環状線は、基本的に全駅高架になっている。地上駅は天王寺、大阪城公園の2駅のみ。


    鶴橋駅のBOOK OFF直結の改札の写真もあった。ここで立ち読みしたことあったなあ。・・・と思っていたら、野田駅にはTSUTAYA直結の改札があるらしい。これは知らなかった。

    こんな感じに大阪環状線を利用する人にとっては、あーこれ知ってる!これは知らんかった...そうなのか...と色々楽しめる一冊。

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著者プロフィール

1965年大阪府生まれ。大阪大学文学部卒。『ぴあ』編集部などを経て、1997年よりフリーのライター。著書に、『ツウになる!鉄道の教本』(秀和システム)、『JR私鉄全線 地図でよくわかる 鉄道大百科』(共著・JTBパブリッシング)、『まるまる大阪環状線めぐり』(共著・交通新聞社)、『きっぷのルール ハンドブック 増補改訂版』(実業之日本社)など。

「2020年 『旅は途中下車から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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