中央線誕生 - 東京を一直線に貫く鉄道の謎 (交通新聞社新書095)

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  • 交通新聞社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784330680163

作品紹介・あらすじ

明治22(1899)年、中央線の前身「甲武鉄道」が新宿~立川間で開通する。さらに新宿~飯田町間が開通し、日本初の専用路線を持つ電車が走る。やがては東海道線と並ぶ本州の鉄道幹線、中央本線開通へのスタートとなった甲武鉄道。
その開業に賭けた挑戦者たちの葛藤を描く。また「中野~立川」がなぜ一直線なのか、逆に立川より西、新宿より東の路線がうねっているのはなぜなのか、荻窪や吉祥寺、三鷹より先に武蔵境が開業したのはなぜか…といったエピソードも紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 多摩地域と都心を結ぶ大動脈、中央線の誕生を描いた1冊。なぜ一直線なのか、なぜ今のルートが取られていたのか、そしてオリジナル5それぞれの駅はどうやって決まっていったのか。中央線のあれこれが詰まった、とても勉強になる1冊でした。読んでから乗る中央線はまるでタイムスリップしていくような、過去に思いを馳せる瞬間が増えたりして。もし自分がその時代にこんな構想にかめていたら、ワクワクしながら過ごしていただろうなとも思いつつ、感謝を込めてまだまだ中央線のお世話になっていきたいと思った1冊でした。

  • 【投票者イチオシ】中央線の歴史が知りたいです。https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001111478/?lang=0

  • 中央線のもととなる武甲鉄道開業の歴史を辿る。今の路線になった経緯などが分かり面白い。線路のように産まれた時からあるものが何故そこにあるのかを追いかける楽しみ。

  • 甲武鉄道の発足から国有化までが描かれた本。
    本のタイトルは謎、と謳っていますが、まあ普通なことです。
    古い公文書を口語で書いているので、とても読みやすいです。

    内容はタイトル通り。甲武鉄道がどのようにして御茶ノ水 八王子間の鉄道を開設したか、という内容です。
    開業時に開設された駅は、ほぼ地元負担だったという話は驚きでした。

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著者プロフィール

1946(昭和21)年、山梨県大月市生まれ。明治大学政治経済学部卒。鉄道史学会会員。著書に『中央線誕生』『地下鉄誕生』『日本初の私鉄「日本鉄道」の野望』(以上、交通新聞社新書)、『山手線誕生』『東海道線誕生』の「鉄道誕生シリーズ」、『東京 消えた!全97駅』『東京 消えた!鉄道計画』『消えた! 東京の鉄道310路線』(以上、イカロスMOOK)の「消えた!東京の鉄道シリーズ」など。

「2019年 『中央本線、全線開通!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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