- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784330776170
作品紹介・あらすじ
月刊『散歩の達人』にて2013年8月号から現在も連載中の『能町みね子の東京リアルストリートビュー』を一冊にまとめた単行本です。地図で気になるあの道この場所を、エリアを分けてご紹介します。
感想・レビュー・書評
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雑誌「散歩の達人」連載の単行本化。能町さんのイラストと手書き文字が、人の手帳を読ませてもらっているようで好き。自分好みの風景に出会う楽しさよ。むかし地理をかじった一人として、地図を片手に散歩してみたくなった。土地勘があるところが取り上げられていたら、もっと楽しめそう。
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普通の人が観光としては行かないような違和感のある場所を見に行くというのは物凄く共感出来ます。物凄く入り組んだ路地とかくねくね曲がりくねった道とかワクワクします。
ストリートビューのオレンジ色の人になりたいというのも本当に同意です。てか昔は地図で想像するしかなかったのに今ではPCでヴァーチャル旅行出来るんだからすごい時代になったもんですわ。
さて、そんな本書ですが写真が少なくてとっても消化不良。もっと写真をー! -
「散歩の達人」連載の、関東のちょっと不思議な気になるスポット(地図で見つけた変な境目、細すぎる道、行き止まりやどん詰まりetc…)満載の一冊。
え、一体どういうこと!?と、何度も写真やイラストを見返しながら想像してみる。新宿や渋谷のような都会の片隅に忘れられたように存在する不思議な空間は何だか昭和っぽかったりして、妙にそそられ、実際にこの目で見てみたい!と思わされる。味のあるところはそのまま残ってほしいものだなあ…。
どれもこれも印象的だったけど、中でもすごいなと思ったのは、八王子の危うい手作り橋と高崎の木製の橋。渡るのにドキドキしそう。妙に足長な団地、メルヘンなパステルカラーの住宅街の丘、天国のような立地のスタバも気になる。
頻繁に引っ越していた頃は、じっくり地図と向き合いながら気になるところに実際に出かけてみたものだが、最近地図を見なくなってしまった。なんか、すごく勿体ないような…。自分の居住地でも、気になるところをほじくってみたい衝動に駆られました。 -
雑誌「散歩の達人」に連載されていた記事をまとめた本。
著者がグーグルマップや地図を見て気になる地点を実際に見に行く、という趣向。
地図だけではわからなかった街並みがあった、行ってみたらすごい光景が広がっていた、など、「散歩の達人」にふさわしい連載。実際に街を歩く楽しみとはこういうところだな、と思う。 -
能町みね子さんの街歩きの視点が面白い。
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図書館の書架で偶然見つけた本だけど、やあ、面白い。
全く観光地でもなんでもない、行き止まりとか崖とか、変わった場所の紹介。1編4ページなので、内容が薄くても、問題ない。冷静に考えて、行ってみたいと思うところは少ないけど、ちょっと行ってみたいと思わせる記事はたくさんあった(行ってみたことのあるところも、数箇所) -
地図で気になった所をストリートビューでみて現地に入ってみるという楽しみ方してる著書の癖が面白い。
自分の地元でも注目してみると面白いし記録に残しておくといいのかもな。なくなったものは元に戻らないから -
街歩きの本だが、著者の視点に入りづらく、共感しにくい。
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よくこんなところに気付くと感心した。地図を見るのは大好きだが、こんなに細かいところまでは気付けない。実際に行ってみたいが、数年で景色が変わってしまうのかも。まずは行けるところから行ってみようか。