伝え屋 大切な人に思いを伝えられないあなたへ

著者 :
  • 廣済堂出版
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本棚登録 : 36
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331059586

作品紹介・あらすじ

幼いころ交通事故で両親と兄を亡くした過去を持つ美樹は、同じく両親を亡くしたナオキとともに"誰かになにかを伝えたい人"のための『伝え屋』を営んでいる。ある日、10年間会っていない娘に「結婚おめでとう」を伝えたいという男性が依頼にやってくるのだが…。大事な人に思いを伝えることの大切さに気づける愛と感動のストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 荒川祐二 『伝え屋』

    本人に代わって相手に告白や御礼等を伝える仕事屋にやって来る人々のお話。

    口下手な親父が疎遠になった娘の結婚への「おめでとう」を伝えてもらう迄のコメディタッチ小説なんじゃけど、最後には落されたw

    良い本♪

    2014年読破

  • 良くある話
    そうですね~~

  • 「言葉遣いがぶっきらぼうでも、ナオキの言葉はなぜだかいつも優しい。[...] ナオキはいつでも相手に対してまっすぐ向き合おうとしていて、その言葉にはナオキ自身の相手を想う、思いやりや優しさが溢れているような気がする。」(138 ページ)

    伝えたくても、伝えようともしない人。
    伝えたくても、伝えることを諦めた人。
    伝えたくても、伝えられない人。

    大切な人に、大切な想いを届ける手助けをする『伝え屋』の主人公。

    忘れずに、諦めずに、言葉にして、
    自分の想いをきちんと伝えているか考えさせられる物語り。

  • 平成25年5月発行のYAだよりで紹介された本です。

  • あきまへん。
    不意にもお昼休憩に読むものではない。
    目あかくなってもうたがな。
    シャっと仕事に戻ろ。

  • 人に思いを伝えることが不器用な人に伝えることをサポートする「伝え屋」は今の時代に必要な仕事かもしれない。

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著者プロフィール

荒川祐二(あらかわ・ゆうじ)
1986年生まれ。上智大学経済学部経営学科卒。
「毎朝、日本一汚い新宿駅東口広場を掃除する」と始めた活動体験を描いた処女作『半ケツとゴミ拾い』(地湧社刊)をきっかけに、作家・小説家として様々なジャンルの本を上梓。現在までの累計発行部数は10万部超。
2017年3月から古事記の物語や日本の神々の歴史をコミカルに伝えるブログをスタートし、わずか半年で1日最高5万アクセス、月間アクセス100万を突破する。また古事記を原作とした舞台『八百万の神喜劇』を全国各地で開催し5000人以上を動員するなど、日本の神さまに関連した人気コンテンツを生み出し続けている。
主な著書に、『神訳 古事記』(光文社)、『ていうか、神さまってなに?』『ちょっと神さまになってみました』(KADOKAWA)、『ざんねんな神さま辞典 古事記の巻』『スサノオと行く 瀬織津姫謎解きの旅』(VOICE)などがある。

「2023年 『「夢」「仕事」「お金」「恋愛」「健康」 人生が劇的に変わる“My神さま”の見つけ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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