筆跡事件ファイル―筆跡鑑定人が事件の謎をとく

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331512869

感想・レビュー・書評

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  • 思ったより真面目だった。
    地味な仕事ではあるが、
    後半の一般市民の話には確かに必要な
    頼れる存在!
    初版だから脱字あり、アルファベッドという
    謎のベッドあり…
    最近の本誤字脱字多過ぎ!校閲ちゃんとしろ!

  • 面白い世界の一端を見せてもらった。
    個人情報の関係でいえない、もっと面白いことが、現場には沢山あるんだろうな。
    鑑定書をいかに明快に、説得力を持たせるかという工夫もすごい。

  • 採用の仕事もあるので、筆跡関連の本を読みたくて購入。
    前半は、実際に合った凶悪犯罪や事件の本人確認のための鑑定。(なかなか生々しい)
    中盤は、実際民事で依頼された筆跡鑑定の事件。意外と怪文書とか遺書偽造とかいろいろとあるそうです。
    終盤は、鑑定士から見た裁判とは。。。という感じでした。
    筆跡鑑定という仕事も、クライアントに添うようにと素人診断も多いそうです

  • 自分の字って鑑定されるとどういう特徴があるのかなぁ、と考えました。筆跡鑑定って刑事事件が多いのかと思ってたら、民事のほうが多いらしい。刑事、民事どちらでもどのようなときに利用されるのかわかりやすく書いてありました。あまり日本ではなじみのないというか有名ではない筆跡鑑定だと思いますが、それによって人の人生を左右することもあるんだなーと思いました。何かあったときのために多少の知識はあった方がいいかもしれない。自分が加害者にも被害者にもならないために。

  • これは恐ろしいものがありました。
    一部のプロ意識のない鑑定人のせいで
    何の罪も無い、まっとうに生きている人が
    犯人として扱われ、泣き寝入りをせざるを得なくなるのです。

    面白いのは
    偽装離婚を見抜いた例です。
    被害に会った人が来た例ですが
    本当に鮮やかに見抜かれておりました。
    しかしその家の環境もすごかったですが…

    いろいろなくせに関しても出ていて
    面白く読めました。

  • 筆跡鑑定のツボが判りやすくてオモシロイ。実務上の参考にもなる

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著者プロフィール

1940年~2014年。神奈川県出身
社団法人 日本筆跡鑑定人協会・会長
日本筆跡心理学協会・会長
経営コンサルタント。筆跡鑑定人。
任天堂DSトレーニングで筆跡心理学を担当。
弁護士やマスコミより以下の筆跡鑑定を依頼される。
「池田小事件」「神戸連続児童殺傷事件」「長崎少年事件」
「名古屋千種区通り魔事件」「佐世保同級生殺人事件」
「第五福竜丸の日誌」「文部科学省に届いた自殺予告文」
「塩尻市男女変死事件」「浦安市介護施設・拘束疑惑事件」
「トイレ万札事件」「姫井由美子議員の有印私文書偽造事件」など。

「2015年 『新筆跡鑑定 事件を見抜く筆跡心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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