禅 シンプル発想術

  • 廣済堂あかつき (2011年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (189ページ) / ISBN・EAN: 9784331515648

感想・レビュー・書評

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  • 自己啓発

  • 枡野俊明先生の文章はとてもわかりやすくて、次々と読みたくなります。
    禅の考え方で過ごしていければ、
    何事もうまく回っていきそうな、
    そんな気が致しました。

    手元に置いて、ちょこちょこ読み返したい。
    そう思える本です。

  • この本を読んで、少しスッキリした。考え方を参考にしたい。

  • 「なにものにもとらわれない」
    「今を生きる」
    禅的な考え方を
    こころに宿せるか。

    僕はまだ修業が足りない。
    自分で作った檻に
    自分を入れている。
    そう感じた一冊。

    冒頭の
    春を身体で感じる。
    というくだり。
    少しずつでもそうなりたいと
    思った。
    毎日が無理でも
    時折は禅の考え方になる。
    それが広がっていけば
    いいのではないだろうか。

  •  禅では、自分の足元を見つめ、今、自らができることに全力で立ち向かう。自分を周囲と比較するのではなく、自分自身の本分に目覚めて、それを生き切る生き方。それも執着心を取り払い、無心に物事にただひたすらと立ち向かう。何よりも大切なことは、頭で理解するのではなく、日々実践することである。それが禅の道である。
     そもそも禅では、「好き、嫌い」「良い、悪い」と物事を二分するのではなく、その次元を越えて俯瞰的に見ていこうという考え方である。無理にどちらかに分けるのではなく、合うところは合うし、合わないところは合わないで、あるがままに受けいればいい。これが禅の精神である。
     人間は他と比較するから悩むのである。他人と同じ人生を送ることはありえない。自分は自分ととらえ、自らの本分を生かし、今できることに必死に立ち向かう。すると結果は必ずついてくる。自分の人生を前向きにとらえ、一生懸命に生きること。これが禅の考え方である。

  • 桝野さんの文章は優しくてわかりやすい。

    禅僧の生活は厳しいだけだと思うけどその先には生きていく意味が発見できて、その生活をヒントに書かれている一冊です。

    脚下照顧など、文章の後には仏教用語でまとめてあり、その感じがとても心地よくワクワクしてきます。

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著者プロフィール

枡野俊明(ますの・しゅんみょう)
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学名誉教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。近年は講演活動や執筆も積極的に行い、ベストセラー・ロングセラー多数。

「2023年 『仏にゃんのふわもこやさしい仏教の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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