- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331520284
感想・レビュー・書評
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スゴくいい対談で、自分が入っている小さな箱を意識させられるというか、脱構築させられる、普段着のことばにみちあふれていました。
ひさびさに出会えて心から良かったと思える良書。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
是枝さんと電通のCDの対談集。
仕事のことを考えるきっかけに読んでみたけど、いろんな本に浮気しまくってめちゃめちゃ時間がかかってしまった。
やっと読み終わりました。(たぶん4月くらいから手を付けてる。。。)
印象に残っているのは「クリエイティブな仕事はない。クリエイティブに仕事をする人がいるだけだ」というところ。
是枝さんのもと上司?の方の言葉らしいけど、本当にこれだなと思った。
この本は全部この言葉に集約されると思う。 -
映画監督の是枝裕和さんと、電通のディレクターの方が対談した本。
世田谷公園で四季に一度づつ、計4回の対談をまとめたものなのだが、そのシチュエーションや頻度、季節は全然内容と関係ない。 ネタなのかもしれません。
30歳手前くらいまでの若いビジネスマン向けの話題がメインなのだが、是枝監督の現在取り組んでいる事や、「上下関係がダメ」とか「怒鳴ったりするのがきらい」
といった個人的な事まで知れてとても楽しめた。
監督の作品が好きな人なら、楽しく読める本だと思います。 -
後半よかった
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778.2
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読みながらたくさんマーカーを引いてしまった本。面白かった!!
『春にも話しましたが 、僕がテレビマンユニオンで研修を受けたときに 、萩元晴彦がこう言いました 。 「君たちがこれからやる仕事は 、とにかくつまらないと思うような些末な仕事だと思うけれど 、世の中にはクリエイティブな仕事とクリエイティブでない仕事があるわけではない 。どんな職業であれ 、その職業にクリエイティブに向き合う人間と 、クリエイティブに向き合わない人間がいるだけだ 。そこを間違ってはいけない 。』 -
2017.4.2
アイデアとは、ほんとうはこの世界のここと結びついているのではないか、結果的にこういうものが氷山の上に出るようになっているのではないか、という見方そのもののことなんじゃないか。 -
映画監督と電通のディレクターの仕事論なんてよその世界の戯言、くらいに思いつつ手に取ったがなかなかに味わい深かった。仕事の先にあるものを見る、要は自分の仕事の社会的な意義やインパクトを意識して仕事をするということ。たしかに発想に「社会」が入ってくることで仕事は変わる。これは社会に出たての若い子たちには分からないだろうね。
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何度でも立ち返って読むべき一冊。