人生が変わるメンタルタフネスーーグーグル流「超集中」で常識を超えるパフォーマンスを生み出す方法
- 廣済堂出版 (2018年7月31日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331521687
感想・レビュー・書評
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具体的な瞑想の方法が書かれているのは、ほんの少しだけ。
人生を生きていくための、マインドがメイン。
怒りや悲しみを入れる箱でそういう感情が湧き上がってきたらどうぞお入りなさいと入れてあげる。
→自分の小さな箱から脱出する方法の通りで、
感情をもう一人の自分が移動させる。
幽体離脱をして、自分を客観視する。
レジリエンスが高い人は、困難な状況、失敗や挫折を糧にできる人で、苦しい状況にあっても、「少しずつ成長している」自分を実感できる。そして「いつか突破できる」と前を向いてポジティブに考えられます。
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なぜ自分がこれをやっているのかを明確にする。
ゴールがないと、すぐに諦めてしまう。
面倒くさいが自分と向き合うことを怠らない。
人が劣等感を持つ原因のひとつに、自らを他人と比較して、能力あるいは境遇などが「劣っている」「恵まれていない」とコンプレックスを感じることが挙げられます。
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劣等感を持たない工夫が大事。Twitterの消去
自分が今やることにフォーカス。孤独に自分と向き合うことで、メンタルが強くなる。
好奇心を持って新たな物事に取り組む。
好奇心は、集中力と突破力を養う。
Fail fast,fail forward (まず失敗する、失て前に進もう)を人生のモットーにする。
まずは興味を持ったことを実験してみる。すべては実験。そして、変えていく。
自分の本質を知ること、自分とまずつながることこそが、重要。
苦しみに感謝する。
苦しいときに「感謝の気持ち」を持つと、リラックスして最高のパフォーマンスを発揮する。
★メンタルが強い人は、人生はあまり時間がないということを分かっている人。弱い人は時間が永遠にあると思い込んでいる人。
✔︎今日やること
自分と向き合う。
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メンタルタフネスーここでは、「強靭なメンタル」ではなく、柔軟なメンタルを意味している。
なぜメンタルタフネスが求められるのか?
この変化が激しい時代に意欲をもって生き抜いていくためである。
どのようにタフネスを身に付けるのか?
マインドフルネス、そして心理的安全性が必要だ。
どうやって習慣化するか?
無意識のストレスも可視化しコントロールしよう。
そして直感とインスピレーションが求められるこの時代を、仲間たちと生き抜こうー
必要性の提示(Why)
超実践的なプラクティス(How)
目指すべき未来(What)
1-2h程度で読み終わるボリュームだが、中身は充実。
手に取る価値のある一冊だった。 -
マインドフルネスがなあ、
分からないですよねえ… -
モルガン・スタンレーやグーグルなどで働いた経験を持つ著者による、新しい生き方の提案。……とのことだったが、残念ながら本書を読んで「人生が変わる」とは思えない。(著者が非常に優秀な方ということは分かるのだが……。)
内容としては現在の変化が激しい世の中で日本のビジネスパーソンが生き残るために役立つ情報が載せられているものの、全体的に広く浅くといった印象。タイトルの「メンタルタフネス」を取り上げているのはごく一部なので、きちんと学びたい人はジム・レーヤー氏の著書を読んだ方がいい。
個人的に本書から得た新たな知見は「外向型と内向型の両方の特徴を持つ人を両向型と呼ぶ」ということくらいだった。 -
最近、本当にやりたいことの模索や、人を受け入れる心の余裕がなかったと自省した。
アルケミストとしての生き方を自分もしたいと思うし、転職した頃すごく意識していた。自己満足でなく、社会や誰かへの貢献をちゃんと考えていたら、自分も充実するし好転するきっかけになると思う。 -
1on1や面談の一番の目的は、メンバーの心の内にある考え方や意識をアウトプットさせること。なので「聞き取り調査」のように真面目に行うものではく、フランクに笑いながら話すことを推奨している。著者はこのフランクに会話する時間こそが、メンバーが高いパフォーマンスを発揮できる環境にすると説明。
その際、うまく活用したいのが「見つめ合う」こと。見つめ合うことで、互いに自分の弱さをさらけ出し、自己開示に繋がるからだ。見つめ合うことよって、お互いに安心感を享受し、そして親しくない相手には隠しておきたい、心の一番奥底にある感情、つまり弱さを互いの眼差しのなかに発見する。
その結果、それらを自分のものとして感じ、受け入れることで、理解すること、理解されたことへの感動が生まれるのだ。 -
冒頭に著者の語るバッググラウンドが、この本の主張に説得力を与えている。自己開示については本文でも幾度も触れているが、日本人が書くのとはまた違うものと感じる。
正直実践のところに入るまでの主張はややステレオタイプな印象で(間違ってはいないのだろうが)、読むペースを上げ辛かった。
逆に実践の部分は非常にためになり、実行してみたいと感じる部分多い。
著者プロフィール
ピョートル・フェリクス・グジバチの作品





