桜咲く、桜散る (広済堂アテール文庫)

  • 廣済堂出版 (1999年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (340ページ) / ISBN・EAN: 9784331607688

感想・レビュー・書評

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  • いいところの坊っちゃんと書生さんの静かに育まれる友情の物語といったところか。BL要素はなし。雰囲気はまさにJUNEなのだけど、設定も最後の展開も想定内で特に衝撃的な何かがあるわけでもなく、一人称で語られるせいか、回りの登場人物たちの心情の細やかな描写とかもなく、ただ事実を淡々と語っているような感じで少し退屈してしまった。番外編の方は短かったけど良かったかな。季節的に四月に読むのがおすすめ。

  • 作者20歳の作品。誰にでも硝子の感性を持つ時がある。
    お坊っちゃんと書生のお話だが耽美小説ではない。人を選ばずオススメ可能。

  • 明治のおわり。帝大を目指しつつ書生をしている智和。周囲を拒み勉学する主人の貴臣に、慈愛を尊敬を込めて仕える智和であったが…。

    どちらかといえば純文学に近い作品。旧制高校・帝大・書生・結核・旧家などもろもろのはずせない要素がちりばめられている物語。
    智和の健気さには込み上げるものがありました。

  • 学生時代に書生に行った宅での病弱な坊ちゃんとの交流の思い出。題名の桜は確かに坊ちゃんとの思い出だが、ストーリーとしてはお父さんの白梅のほうが私は印象に残ったな。帯の「旧制高校を舞台に」ってのは嘘だな。主に自宅が舞台で学校なんてほとんど出てこない。この帯だと同級生の学校での友情物語を思わせる。わざとそれを狙ったのかな?もう一作品番外編が収められている。それは今から。

  • 空気がある。若々しくてみずみずしくてきれい。プラトニック。

  • 若いな、まだまだという感じ。

  • 桜が咲く頃になると読みたくなる一冊。泣ける一冊ですので、ハンカチ必須。
    旧制中学から一高へ進学するために東京へ書生を兼ねて上京してきた少年と帝都大法学部に在籍する老舗茶屋の末息子の二人の物語です。
    気難しい坊ちゃんの心が智和に次第に打ち解けてゆく様や坊ちゃんの不器用さがたまりませんでした。素直で一生懸命な主人公も可愛らしいです。
    「桜咲く、桜散る」以前は「君子蘭」という題名だったようです。

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