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- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331615041
作品紹介・あらすじ
気弱でドンくさく蒟蒻侍と揶揄される飛田作之進は、苦労して得た役をしくじり失意の日々を送っていた。その頃市中では新興商家・松坂屋平兵衛襲撃事件、深川七不思議ならぬ大川端の「置いてけ堀の怪」など怪事があいつぐ。現場では必ず悪鬼の如き豪腕の若侍が目撃され、岡っ引・銀次は作之進をあやしみ探索を進めるのだが、思わぬ陰謀に巻き込まれていく…。おっとり侍・作之進と血塗られた謎の剣客を巡り人々の思惑が交錯する!捕物・怪談・江戸人情溢れる、摩訶不思議ノンストップ・アクション時代活劇。
感想・レビュー・書評
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正直、最初はそんなに面白いと思えませんでした。
内容紹介から作之進が主人公だと思って読み始めたのに、
影が薄くてなかなか小説の世界に入り込めなくて・・・。
でも徐々に増えていく登場人物たちが楽しい人たちで、
後半に向けてどんどん面白くなってきます。
「怪談」という単語から妖怪物かと思ってましたが、違いました。
だって表紙もそんな感じだったし。
ぼてふりの太一が怪談好きでなかなか面白いリアクションはしてますが。
実際は大名家、御家人、豪商から果ては忍者まで、
いろいろ入り乱れた陰謀渦巻く活劇でした。
まぁ作之進にはある秘密があって、それがちょっと異色ですけど。
ただし、完結していません。
作之進の秘密も含めていろいろ謎のまま、次作に続く、でした。
うーん、これどうやって収拾つけるんだろう。
気になります。 -
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