すごい!ホメ方 職場で、家庭で、恋愛で...相手を思うままに操る悪魔の心理術 (廣済堂文庫)
- 廣済堂出版 (2007年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331654200
感想・レビュー・書評
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人をホメるのは説得を成功させる上で必要不可欠な作業と言えます。
子供の成績を上げるのも部下を励ますのも外部と上手くやるのも全てホメ方やなと思います。
「コンプレックスを勇気に変えるフレーミング」
学歴コンプレックスのある自分としてはコンプレックスは避けて通れない課題やと思います。
自分の中ではこの大学で何者にも代え難い友人が得れたのでフレーミングはできてるのですがなかなか本心が納得しないところです。
そういう負の部分を自覚してるだけに周りの人のコンプレックスをフレーミングする手助けができたらなと思います。
「先手譲歩の法則」
常に下手から接する自分としては「返報性の法則」とともに活用できてると思います。
あたり柔らかに難題をお願いするのが個性です(笑)
人の話を聞くときは「目を大きく開く」
これは息子に伝えねばと思います。
確かに自分はやってるわ…って思います。
相手に受け入れ態勢バッチリやでって伝える意味でもこれは使える技です。
けっこう使える技術の多い良本やったと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
職場の人間関係やら空気を良くする為に、さりげない褒め言葉の一つが言えると良いなと思って読んだ本です。
潤滑油。 -
内藤誼人さんの本は実践的かつ現実的で非常に勉強になる。全部のテクを駆使すると少しやらしいイメージだけど、自分がやらないにしても相手の考えを知る上でも勉強になる。仕事初めて本当に実感するけど、専門知識より人とのコミュニケーションがうまい人は強い。
ブックメモ
褒めるのは相手が機嫌よいとき
否定されたら再否定
男性のほうが褒め言葉に敏感。女性は一日に一回→ほめまくってたけどw
しゃべらないでとあえて頼む
遠回しな褒め方のフレーズを使いこなす
権威的な人は三者目を使う
話は目を大きく開いて聞く
ホメる→別の話題→依頼
褒めるときも叱るときも、「忘れてくれ」は効果的 -
・あらかじめ用意し、相手に誤解されずにつたわるか推敲し準備する。
・権威的なタイプ=他の人に登場してもらい褒める。
・相手のプライドの高さに合わせ褒める=プライドの高い人は基本的にどんな褒め言葉でも喜ぶ。「理由なんかないんですけど、〇〇さんって素敵だな」
・相手にすかれる聞き方=批判せずに最後まで聴く。最後まで介入をしないというだけで相手の話を尊重してあげていることが伝わります。
・人付き合いいいかげん(考えすぎない)でいいです。余計なことを考えすぎると、不安になる。
・自分の感情をコントロールできないうちは人を叱るな。=その場を離れる。
・叱るより心配している雰囲気を出す=「どうしたんだ?いつもの君らしくない」心配しているとわかると相手も本音を話しやすくなるメリットあり。「どこか治せば、もっとタイムが伸びるはずなんだよなぁ〜。それがどこか、指摘できないのが歯がゆいんだけどさ」と選手自身で気づくのを待つ。
・褒めた後わすれてくれ。 -
ぜんぜんすごくない。
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apaugjg
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タイトル通りの本です。ほめることの効果をさまざまな心理実験を引用しながら、説明しています。説得力があると思うものもあれば、少しこじつけのように感じるものもありました。このような本はいかに実践できるかがキーです。ただし、その前に褒めてもらうという経験をしっかり積んでおきたいものです。
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相手をほめるということを、色々な角度から徹底的に「技術」として取り上げた一冊だ。
内容(「BOOK」データベースより)
欧米流自己演出術である「パワープレイ」の第一人者として知られている著者が、仕事力・人間力が確実にアップする最強の心理作戦を紹介!仕事がデキる人だけに共通した「魔法のホメ技」とは…?相手のタイプ別ホメ方テクニックやさまざまな場面に応じたホメ方、あなたがホメ上手かどうかがわかる「心理テスト」なども収録。ビジネス交渉で敵を引き込む、好きな異性の心を掴む…など職場や家庭、人間関係等で役立つ実践的なノウハウが満載の一冊です!これを読むだけで、あなたのホメる技術は確実にアップします。
「ほめる」ということを「技術」として捉え、テクニックとしてのほめ方をいろいろなシーンで具体的に取り上げている。また、ほめる相手のタイプによってもほめ方が違うという考えで掘り下げたり、切り返された場合の対応法なども記述されている。
まさに「ほめるためのスキルアップ」が書かれている一冊。ほめることの大切さが分かっていながらもなかなか相手をほめることができない人にとっては、ほめることを学ぶことができてとても参考になるかもしれない。
一方で、素直に相手の意見を聞き入れて、素直に相手に感謝の気持ちや感嘆の言葉を贈ることができる人にとっては、やや反感を買うような内容かもしれない。それだけ「ほめること」を「技術」として割り切っている一冊だからだ。
例えば、「現状にホメるべきところが無いときには、将来のことをホメろ」だとか「その人の過去を引き合いに出してホメろ」というような項目を見ると、自分はそんなつもりでほめているんじゃないと反感を覚えるかもしれない。しかし、それもまたある種の気付きが生まれるのではないかと思う。
ある意味では「キッパリと割り切った一冊」であり、読む人の心構えひとつで薬にも毒にもなる一冊なのかもしれないなと思った。続編も出ていてなかなか売れているらしい。