おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)

著者 : 山城新伍
制作 : 吉田豪  吉田豪 
  • 廣済堂出版 (2008年8月25日発売)
4.17
  • (20)
  • (13)
  • (6)
  • (2)
  • (1)
  • 本棚登録 :133
  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331654330

おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • いいエピソードばかりなのだが、著者も亡くなられてしまった。

  • 芸人が芸人に惚れぬく姿の格好良さ・素晴らしさを2人の大俳優兄弟を通じて描く名エッセイ。バラエティでの軽妙洒脱な著者の声色がよみがえるような流れる文章でものの見事に読ませてくれる。ただの芸能界ゴシップネタではない、人間と人間との愛の深さなども感じるこれは歴史的名著。

  • エンターテイナーの山城新伍の文章力で、とてつもなく面白く仕上がった本である。で、それ故に、どこまで事実を正確に叙述しているか疑わざるを得ない、というジレンマの生じる本である。まあ、そういうことに悩まない、と決めてかかれば、十二分に楽しめる。ちなみに、これは若山富三郎と勝新太郎についての本です

  • 芸人ではないので水道橋博士ほど感銘はうけなかったが、リアル蒲田行進曲みたいな話だった。

  • 春日さんの『あかんやつら』を読んだらいろんな人から薦められていたのでやっと読んだのだがそりゃあ薦められるわと思った。
    山城新伍さんが人生を乗っ取られたという若山富三郎&勝新太郎兄弟についての話だがとびっきりに面白く、お二人とも人間臭くてとても粋だから近くにいた人はみんな惚れながらも大変だったのがよくわかる。

    こういう人に出会えるというのは人生における何事にも変えられない財産だろう、人生を乗っ取られるとはこれもすごい表現だがわかる気がする、少しだけわかる気がしている。

  • 若山富三郎に勝新太郎。
    晩年の二人しか実際に見た記憶は残ってないのですが、二人の人間臭いエピソードの数々が楽しいです。

  • おこりんぼさびしんぼの題名通り、若山富三郎の中に共存する豪放と時折見せる可愛さが堪能できる一作である。昔の撮影所のエピソードなど今から見るとのどかで彼らの日常がそのまま映画のようである。特に学歴に弱いおやっさんが焼肉屋の大将を京大出身と勘違いし、本のやり取りをするなど萌えですらある。
    ただ一つ気をつけないといけないのが、吉田豪の解説にもあるとおり、語り手である山城新伍も相当な曲者なので、事実としての歴史の目撃者というより昔の面白い与太話として読むのがいいと思う。

  • 絶版になっていたという本の文庫版。若山富三郎と勝新太郎との交友録というにはあまりにも濃い関係の日々を綴られている。文章が読みやすくこんな才能もあったんだと思う。

  • 文章が上手く、何より愛を感じた。
    芸に通じていた役者がなくなったこと、時代が変わっていっていること。今の時代、作品を作るうえの問題点はこの時から同じだと言うこともわかった。

  • 勝新と若山兄弟がとっても好きになったのだ。

全15件中 1 - 10件を表示

山城新伍の作品

おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)はこんな本です

おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする