なにをたべてきたの?

著者 :
  • 佼成出版社
3.86
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本棚登録 : 2216
感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333003204

作品紹介・あらすじ

おなかがすいたしろぶたくん。そんなにいそいでどこいくの?
りんごを食べると、おなかに赤い色がついて、とてもきれい!
最後に食べたのは、なんと石鹸で……。
美しい色彩の世界が広がる空想豊かな絵本。

1978年に発刊して以来、多くの方にご愛読いただいているロングセラー絵本。
親から子へ、そして孫へ。長く読み継がれている作品です。
保育園、幼稚園での遊びや工作の導入絵本としても、定評があります。

感想・レビュー・書評

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  • お腹が空いたしろぶたくん。

    りんごを食べて、仲間にいつもと少し違うねと。
    レモンを食べて、なんだかきれいになったねと。
    メロンを食べて、いつもよりずっときれいになったねと。
    ぶどうを食べて、まえよりずっとすてきになったねと。

    じゃあ、ぴかぴかのせっけん食べたら。
    お腹の中でいたずらしたせっけん。

    どうなった⁇ってみんなに聞いたら
    いつもとおんなじ。
    でも まえより大きくなったみたい。

    しろぶたなので、お腹の中の色が次々と増えていく様子がよくわかる。

    どうなるのかな?と気になりながらめくる。
    小さな子は、どきどきやワクワク感があり、楽しめる絵本。
    せっけんは、食べるものじゃないよーと教えなきゃ。

  • 食いしん坊のしろぶたくんは、りんご、レモン、メロン…と次々に食べていくが、まだお腹がいっぱいにならない。そんなしろぶたくんが、最後に口にしたモノとは?ユーモアのあるお話と、しろぶたくんのお腹が赤、黄、緑とキレイに変化していく様子が楽しい作品です。3歳くらいから

  • ぶたさんの表情がいい!最後はどうなるのか、ワクワクしながらよめました。

  • 食べたもので色が付いて、色を落とすためには?シンプルながらもカラフルな絵を見てるだけでも楽しい絵本。読みやすく幼い子から楽しむことができそうです。

  • 色んな画家さんと組んで仕事をしている岸田衿子さんですが、この作品で組んでいるのは長野博一さん。一見、海外の絵本かな?と思うような、シンプルでいて洗練された“白い”うつくしさが印象的な絵本です。
    おなかを空かせたしろぶたくん、きれいなリンゴを食べると身体にもきれいな赤い色が灯ります。レモン、メロン、ぶどうと色んなものを食べてどんどんきれいな色を身に付けていくしろぶたくん。最後にせっけんを見つけて「これを食べたら、もっときれいになるかな?」って、ああ、キレイの意味が違う!という展開が面白いのですが、タイトルにもつながるその後のオチがまた愉快です。
    色んな種類の豚(恥ずかしながら、ハンプシャー豚というものをこの絵本で初めて知りました)が登場する見た目の楽しさ、しろぶたくんが食べる果物も本当にとっても美味しそうで、表紙の印象以上に子供がはまりやすい作品だと思います。息子も、綺麗な果物のイラストにまず食いつき、せっけんからシャボン玉までの流れにも大喜び。図書館で借りて、一旦返却したのですが、しばらく経ってから息子が本棚にこの本がないことに気付き、「ぶたさん!」と大号泣。そんなに気に入っていたのか!と購入したところ、泣いて求めただけあって毎晩毎晩読み聞かせをねだり、挙句に内容を覚えて(「なにたべたの?」「りんごとめろんたべてきたの、もっとたべたいなぁ」程度ですが)自分でぬいぐるみ相手に読み聞かせするほどの愛読ぶり。特定の本にここまでこだわったのは初めてで、感動しました。

  • はらぺこあおむしを思い出す。
    食べものではないものが混ぜってるところがよい。食べちゃダメだけど、やってみなきゃわからない。何か素敵なことが起こるかも?!というワクワク感がよい。いろんな経験をして、いつもと変わらないけど、どこかなんとなく大きくなったなと感じる娘と豚が重なる。いい本だ。

  • このほん、すき

  • 小さい頃から好きだった絵本
    子どもたちもよく見てた

  • すごく好きみたいで何度も読まされ、ほぼほぼ暗記してしまってる。石鹸を真似して食べられたら困ると思って、大袈裟に「苦しい〰助けて〰」って読んでたら、「お腹痛いの?泣いてるの?」とめっちゃ心配してた。ごめん。

  • りんごを食べるとお腹にあかいろの模様がつき、メロンを食べるとお腹にみどりいろの模様もつく。その色合いがとてもいい。

    せっけんを食べていろが出ていくところ、覚えていた。

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著者プロフィール

1929年、劇作家・岸田国士の長女として東京府豊多摩郡に生まれる。立教女学院小学校、立教女学院女学校を経て、東京芸術大学油絵科に入学。1955年、谷川俊太郎の勧めで第一詩集『忘れた秋』を発表し、詩人としてデビューした。童話作家としても活躍し、1966年には画家の中谷千代子とコンビを組んだ『かばくん』でドイツ児童図書賞を受賞した。1973年、『かえってきたきつね』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。

「2019年 『岸田衿子の詩による無伴奏男声合唱曲 うたをうたうのはわすれても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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