天人にょうぼう (行事むかしむかし)

著者 :
  • 佼成出版社
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本棚登録 : 41
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333015245

感想・レビュー・書評

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  • 七夕のお話しね

  • 天女が降りてきて水浴びをする
    若いきこりが羽衣を見つけて綺麗なので懐にしまう
    水浴びを終えても羽衣が見つからなくて困っていると木こりが通りかかる
    羽衣のことは言わず、一緒に探す手伝いをしているうちに夫婦になる
    あるとき天女が羽衣を見つけて子供を連れて天女帰ってしまう
    木こりは大切な斧と夕顔の種を植えて天まで登る
    天女のお父さんが許してくれず木こりは瓜畑の番人をさせられる
    喉が乾いたので瓜を割ると中から水が出て流されてしまう
    天女が7日に会いに来てと行ったのを7月7日と聞き間違えて1年に一度しか会えなくなる
    瓜の水は天の川になる

  • 29年度 4-3  読書旬間(昔話)
    7分

  • H24年 7月 4-1

  • 2019年度 1年生
    七夕のお話でしたが、子供たちが知っている織姫・彦星のお話とは少し違ったお話でした。
    いつもしっかりお話を聞いてくれる子供達ですが、
    今回もみんなしっかり聞いてくれました。
    2019年度 5年生
    本を読む前置きで、七夕のお話は、いくつかある中の一冊です。
    と、伝えてから始まりました。
    静かに集中して聞いている子が殆どの中で、下を向いたり、こちょこちょ物を触っていたりしている子もいました。
    子供達からの感想で、「この本は、初めて聞きました。」と、手を上げて話をしてくれました。
    2019年度 3年生
    この本は、初めての子供達だった事もある様で、最後まで言葉を挟む事なく、静かに最後まで聞いてくれていました。
    2018年度 5年生 5月
    いわゆる羽衣伝説ですが、たくさんの絵本、いろんな説があるようです。
    この絵本は、意外性があって展開が早く楽しめました。
    天女が「七日、七日に会いに来てください」と言ったのに「七月七日」に聞き間違えたせいで、好き同士の二人が年に1度しか会えなくなったそうで…
    そんな大事なところ、聞き間違えないでよ!と思ってしまいました。
    みんな興味津々で聞いてくれました。
    絵がとても綺麗です。特に最後のページは素敵です。
    きこりが食べてはいけないと言われていた天界の瓜を2つに割った途端、中から天の川が溢れ出す場面は大変美しいです。
    2011年度  3年生 7月

  • 七夕伝説。羽衣バージョン。
    人間は木こり、羽衣を天井裏に隠して、天女を妻に迎えるが、羽衣が見つかってしまい、天女は子どもをつれて天に帰ってしまう。木こりは大切な斧を埋めて夕顔の種を蒔き、夕顔の蔓が天まで伸びていったので、それを伝って天女を訪ねる。天女と木こりは仲良く親子四人で暮らしたかったが、天女の父親は、娘をだました木こりを許せず、家には入れない。木こりを瓜畑の番人にさせた。ある日、のどが乾いた木こりは、天の瓜を割ってしまい、瓜から水があふれ、天の川となる。そして、木こりは、「7日、7日に会いましょう」という天女の声を聞き間違えて、7月7日にしか天女と会えなくなってしまった。
    牛飼いや犬飼いではなく、木こりの男が、なんとも人間くさくていい。

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