ホスピタルクラウン・Kちゃんが行く―笑って病気をぶっとばせ! (感動ノンフィクションシリーズ)

著者 :
  • 佼成出版社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333024636

作品紹介・あらすじ

クラウン・Kこと道化師の大棟耕介さんは、病院をたずねて患者に笑いをとどけるホスピタルクラウンとして活躍しています。子どもたちからの愛称は、Kちゃん。Kちゃんとふれあうと、たちまちだれもが笑顔になって、病院のはりつめた空気が、明るくやわらかく変わります。まるで魔法にかけられたように-。入院中の子どもたちとKちゃんの交流を追った、心あたたまるお話です。

感想・レビュー・書評

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  • たのしくあそべばびょうきもふっとぶよ
    ※図書館で借りた本

  • 病気をはじめ
    つらい状況におかれている人とお話すると
    自分には今何ができるんだろうと考えることがあります。考えれば考えるほど、何もできないなと
    自分の無力さを痛感します。
    でも、そんな方とお話をしていて
    少しでも笑顔を見れたときにホッとするのです。
    笑うって本当に大切なことだと改めて気づかされました。

  • 978-4-333-02463-6 127p 2010・12・15 1刷
    ◯ホスピタルクラウン
    病院で患者を笑わせたりして励ますボランティアの実話

  • 病気と闘っている子供たちに笑顔になってもらう。治らない病と向き合っている子供も多く楽しいことばかりじゃない。

  • 講演会を見に行き,勢いで購入。
    ちゃっかりサインももらいました。
    すごく魅力的な人,頭のいい人。
    活動的に見える中に潜む苦悩と挫折。
    人を喜ばせたいという思いがつまった一冊。
    ぜひ!

  • なんか手伝えることないかなー

  • ホスピタルクラウンってなんでしょう?ホスピタルは病院、クラウンは道化師、ピエロのことです。ホスピタルクラウンの活動は欧米で1980年代に始まりました。病気で辛い治療に耐えている子どもたち、学校に行きたくても行けない子どもたちがたくさんいます。日本ではまだほとんど知られていないホスピタルクラウンですが、クラウン・Kちゃんこと大棟耕介(おおむねこうすけ)さんは、アメリカでホスピタルクラウンを体験し、日本にもこの活動を根付かせようと名古屋の小児病棟で活躍しています。

  • ★★★☆☆
    病院で患者さんやそのご家族から「笑顔」を引き出す「0円」の「お仕事」。ホスピタルクラウンを描いた映画もありましたが、日本ではまだまだ知られていない活動のようです。今年の読書感想文の、隠れテーマは「笑顔」なのかな?
    (まっきー)

  • 第57回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(中学年)

  • 病気の子供たちに笑顔を届けたいと、欧米では定着しているホスピタルクラウンを
    日本でも広めるために始めた、クラウン(道化師)のKちゃん。

    笑うことが病気の子供たちに良い影響を与えることは、間違いありません。
    日本中の病院に、ホスピタルクラウンが来るようになるといいですね。

    23年度課題図書。

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著者プロフィール

あんずゆき
大阪府在住。日本児童文学者協会会員。小川未明文学賞優秀賞、盲導犬サーブ記念文学賞大賞など受賞。主な作品に『やんちゃ子グマがやってきた!~森からのメッセージ~』『夏に降る雪』(フレーベル館)、『えんぴつはだまってて』『おれさまはようかいやで』(文溪堂)、『菌ちゃん野菜をつくろうよ!』『きみのなまえ』(佼成出版社)、『大坂城のシロ』(くもん出版)、『佐藤初女物語』(PHP研究所)などがある。

「2022年 『かがみのなかのボクとぼく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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