あひるの手紙 (おはなしみーつけた! シリーズ)

著者 :
  • 佼成出版社
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本棚登録 : 177
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333026449

作品紹介・あらすじ

へんじは、いつ、くるかなあ。教室にとどいた、ふしぎな手紙から、一年生と「けんいちさん」との文通がはじまった。小学校低学年向け。

感想・レビュー・書評

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  • ぼくも、しりとりの手紙のやりとりをしたいです。
    1年生がみんな仲良しなのと、しりとりを考えるときに楽しそうなのがいいなと思いました。絵もかわいい。
    けんいちさんが文字を書けるようになったのは、コツコツちゃんと練習したからだから、すごい。
    ぼくは、お誕生日とかクリスマスとか、行事のときにお手紙を書くけれど、また書きたいと思いました。(小5)

  • #あひるの手紙 #読了
    #朽木祥

    たなかけんいちさんと、ある小学校の1年生との文通のお話。事実をもとにしたフィクション。手紙っていいなと思わせてくれる一冊。字が書ける、伝えられるって尊いことなんだなあ。

    #佼成出版社

  • >一年生の教室に、ふしぎな手紙がとどきました。
    「あひる」と、たったひと言、書いてあります。
    だれからの手紙でしょう? 
    どんな返事を書けばいいのでしょう?
    ひらがなを書けるようになったばかりの一年生たちは、知恵をしぼって返事を書きます。
    元気な一年生たちとふしぎな青年との文通を描く、ほのぼのとした幼年童話。

    ある小学校にとどいた手紙のエピソードをきっかけに書かれたものだそう(登場人物や物語の内容は創作とのこと)

    1年生のみんなとけんいちさんとの手紙の交流が描かれます。
    「あひる」で始まった謎の手紙。
    しりとりのように短い手紙のやりとりが続くんですが、とてもかわいらしく読んでいて笑顔になってしまいます。
    絵も懐かしい感じ。
    時間がゆったり流れているようで、先生も子ども達もすごく素朴で優しい雰囲気でした。
    2年生になっても交流が続いていくのかな・・・温かい気持ちになりました。

  • 24才の男性と小学一年生の実話を元としたおはなし。しりとりを使ってたのはいいアイデアだなあ。たなかけんいちさんの返事も面白い。挿絵がおはなしとマッチして良いですね(*^^*)進級間近に、一年生全員で返事するところに感動しました。おすすめ!

  • ほんまち小学校の1年生あてにてがみがとどきました。中には「あひる」とげんきいっぱいの字でひとことだけかかれていました。なぞのてがみをだしたのは、24さいのけんいちさん。ひらがながかけるようになったので、1年生のみんなとぶんつうがしたいんだって。そこでみんながかんがえたおへんじは…。

  • 楽しい手紙の物語がまたひとつ増えた~。
    たなかけんいちくんが話の中で登場しないまま終わるのが余韻があっていいと思う。

  • 「へんじは、いつ、くるかなあ。教室にとどいた、ふしぎな手紙から、一年生と「けんいちさん」との文通がはじまった。小学校低学年向け。」

  • 「女王さまが、はめてるゆびわみたいに、すてきだねえ!」(お友達のルビーの絵を見て)

    子どもたちの世界観が素敵。

    1年生が「けんいちさん」としりとりをするために、みんなで意見を出し合い、言葉を一生懸命に考える姿がすごくよかった。お手紙って、いいね

  • 17'00"
    児童書

  • 24さいのけんいちさんと、18人の1年生のしりとり文通。しりとりの難しさもちゃんと書かれていて楽しい。
    「けんいちさんは二十四さいだけれど、ゆっくり、ゆったり、大きくなって、ひらがなをぜんぶ書けるようになったところなんですって」
    という先生の言葉、いいな。

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著者プロフィール

広島出身。被爆2世。
デビュー作『かはたれ』(福音館書店)で児童文芸新人賞、日本児童文学者協会新人賞、産経児童出版文化賞受賞。その後『彼岸花はきつねのかんざし』(学習研究社)で日本児童文芸家協会賞受賞。『風の靴』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞受賞。『光のうつしえ』(講談社)で小学館児童出版文化賞、福田清人賞受賞。『あひるの手紙』(佼成出版社)で日本児童文学者協会賞受賞。ほかの著書に『引き出しの中の家』(ポプラ社)、『月白青船山』(岩波書店)、『八月の光 失われた声に耳をすませて』(小学館)などがある。
近年では、『光のうつしえ』が英訳刊行され、アメリカでベストブックス2021に選定されるなど、海外での評価も高まっている。

「2023年 『かげふみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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