- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784333027057
作品紹介・あらすじ
テンのともだちって、ぼくじゃないのかもしれない。だいすきだから、おもいがすれちがう-まっても、まっても、テンはやってきません。しばらくしてネズミはなくのをやめると、「よし」といって、たちあがりました。
感想・レビュー・書評
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ネズミが テンの家にあそびにいくと、
『ともだちの うちにいくので いえをるすにします』
とはりがみが。
はしっていえにかえったけど、テンはきていませんでした。
ともだちってぼくのことじゃないのかも…
この胸のざわざわ。
あったよね、今でもあるよ。
でもだいじょうぶ。
ほかの どうぶつたちの ひょうひょうとした態度に、
少しずつ救われます。
テンはどこに いったのかな…
かわいらしくてちょっぴり痛い、岩瀬成子さんの作るおはなし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ともだちって だれのこと」
心の奥底まで ざわつかされる
この思いしたことがある大人が
これから経験する子どもたちに
このざわつき 伝えたい。 -
思い違いや行き違いはあるものですね。あまり考え過ぎても意味がないことが多いかもしれません。
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素朴な感じの絵がステキな絵本。ネズミが友達のテンの家に遊びに行くとテンはいない、でもテンはネズミのことを思って行動してくれています。素朴なストーリーで心が温まります。
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岩瀬 成子 (著), 中沢 美帆 (イラスト)
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大好きな友達には自分じゃない友達に会いに行っているかも?
小さな頃に抱く小さな不安。
こういうことって誰もが経験しているんじゃないでしょうか。
可愛いお話しでした。 -
ねずみのともだちがテン?天敵のような気もするけれど、そこは絵本の世界かな。
テンがともだちのうちへいくので留守にするという張り紙。てっきり自分のことだとおもったのに・・・テンのともだちってだれ?と森の仲間のいいところをめぐらせる絵本。
ねずみの苦悩?も、ほのぼのラストも、かわいく綺麗な切り絵も素敵。