今日までそして明日から

著者 : 谷川俊太郎 田淵章三

• 佼成出版社 (2015年6月30日発売)

作品紹介・あらすじ

50代女性のポートレートと、谷川俊太郎の珠玉の言葉で紡ぐ写真詩集。彩りも十人十色の人生模様――「ナイスエイジ」を迎えた女性たちに贈る、人生のエール。

感想・レビュー・書評

[ゆりさんの感想 · 2023年12月11日]

図書館で、お借りしました。

サクサク読めそうな本だなあ、
と思いながら、
借りて、

読んだら、
1頁1ページに、
その方の人生が描かれていて、

文章や、言葉では、伝わらない、
そんな感じがしました。

30代後半の、
今の私。

これから、どう生きるか。
どんな風に、生きていくのか。

50歳になるのが、
少し楽しみになりました。

考えさせられる本との出会いに感謝。

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2022年5月31日]

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/

[skmtさんの感想 · 2022年1月27日]

谷川俊太郎さんの文章、そして田淵章三さんの撮った50歳の女性たちの写真。

本の内容どうこうよりも、中年女性たちのまっすぐな視線を直視できなかった。本を傾けて目をそらすようにして読んだ。
加齢具合は肌のシワよりも歯に現れるみたいだな、と思った。そんな感想しか出てこない自分が悲しい。

[zheshi-shanqiさんの感想 · 2016年3月10日]

50歳の女性と嬬恋の四季
自然の力より
男性の生命力が動物的だとすれば、女性の生命力は植物的といえるかもしれません。根を下ろし、葉を茂らせ、花を咲かせ、身を実らせる。男性は化粧の下の女の素顔、そこに表われた歳月がもたらすものと歳月が奪うものが一つになった自然の力をひそかに畏れます。

著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。