千住博の美術の授業 絵を描く悦び (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 297
感想 : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334032470

作品紹介・あらすじ

芸術の本質に迫った画期的入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 意外と知らなかった制作上のコツのようなことも書いてあり、参考になるので絵を描く人は読むといい。
    ヘンライの「アートスピリット」でも繰り返し強調されていたが、「伝えたいことをはっきりさせる」「情熱を持ち続ける」のは画家にとって最重要事項であるようだ。
    しかしながら、参考図版を観ると、著者好みの絵と自分の好みがかなりずれている。
    まあ、そんなものでしょうが。

  • どんなジャンルであれ絵を描いている人、絵に関して悩みを持っている人、これから絵を学びたい人全てに是非読んでいただきたい本です。これを読むともやもやとした気持ちがなくなり素直に絵を好きで、好きなものを描き続けていいんだという安堵感が生まれました。私の求めていた答えが(全部ではないけれど)ここにありました。

  • 千住さんのこだわりと芸術についての考え方がわかる本。すごくいい本だが、日本画だけをひいきのひきたおし的に褒めているのが鼻につく。日本の洋画とてかなりのものだと思うのだが。逆に千住さんのような極めた方でも、考え方には癖と偏りがあるものなのだなあと興味深く読んだ。あと千住さんがかなり自分大好きなところが垣間見えてなんだかびっくりした。勝手に千住さんには欲なんてない仙人のような芸術家だと言う思い込みがあったせいか。何はともあれ、何かをつくる人には読んでもらいたい一冊。

  • 画家としての生き様が綴られた本ですが、物事万般に通じるものがあると感じました。下手な成功本よりも、ずっと奥深い。私は美術をプロデュースする立場のものですが、創作される方は、もっと感動を新たにされるのではないでしょうか?

  • 絵に限らず、なにかを作っている人にはどこかしら学ぶべきところがある本。
    何度も読んで自分を振り返り成長していきたいと思います。

  • 人生のあり方学べる。
    絵を描くということを通して何を選び何を捨てるのか。
    自分は何を描きたいのかと問われ続ける。
    その問いはもはや絵の描き方ではなく人生の問いである。
    どのつもりでいたいか考えに補佐され生きる喜びかんじた。

  • [図書館]
    読了:2006/10/6

    墨汁をたらしたような絵(ヒッドイ感想…)、確かに静謐な感じがするので和室の襖とかにいいんだろうけれども自分にはピンとこなかった。
    絵を描く心持ちとかも書いてあったはずだけどほとんど覚えていない。

  • モネの記述は興味深かった。が、いかんせん著者の啓蒙口調にはいささか辟易。大学で教えている人だからなのだろうけれど。本当によくわかっている人だなあ、、ということはもちろん、上方では褒め言葉ではない。

  • 日本画家千住博さんの、絵を描くことに対しての情熱が伝わってくる一冊。
    トップの画家になるためにはオリジナルが求められるが、美術史の中で「マネ」を超えて「自分のもの」にできる人は1%で、世界の美術史で教科書に載ってくるような人だけである。
    そんな厳しい世界で千住さんは、誰よりも絵を必要とし、夢中になって描き続けた。
    「夢中で」「続ける」ということは、どの業種でも大事な素質であると感じた。
    伝えたいものを一枚の絵で伝えるためには、自分の作品ととことん向き合い、必要ないものをそぎ落としていく作業が必要である。
    また、描く対象を自ら五感で感じ取り、経験したものでないとよい絵は描けない。自分がもっているものを最大限に表現したものが絵だと思うと、絵の奥深さを感じた。

    目次
    何を描かないか
    何を伝えるか
    何を描くか
    何で描くか
    何に描くか

  • 答えは自分の中にある。
    自分を信じて、自分に正直に、夢中になれる「宝物」を探せ。

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著者プロフィール

1958年東京都生まれ。82年東京藝術大学美術学部卒業。87年東京藝術大学大学院博士課程修了。ヴェネツィア・ビエンナーレで東洋人初の名誉賞受賞。大徳寺聚光院の襖絵、羽田空港第二ターミナルの壁画、APEC JAPAN2010の会場構成など。革新的な日本画が国際的な評価を得ている。

「2015年 『千住博全版画カタログレゾネ1988-2015』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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