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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784334032470
感想・レビュー・書評
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読んだ当時は、美大受験をひかえていたこともあって、この本にかかれていることがとても胸に響きました。
これは美大受験だけでなく、これからの人生でも、絵をかく1人として、何度も読んでいきたいです。その度に色んなことに気づけそう。
また、絵だけじゃなく、他のことでも通じる本だと思います!私にとって人生の教科書のひとつです☺️
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意外と知らなかった制作上のコツのようなことも書いてあり、参考になるので絵を描く人は読むといい。
ヘンライの「アートスピリット」でも繰り返し強調されていたが、「伝えたいことをはっきりさせる」「情熱を持ち続ける」のは画家にとって最重要事項であるようだ。
しかしながら、参考図版を観ると、著者好みの絵と自分の好みがかなりずれている。
まあ、そんなものでしょうが。 -
どんなジャンルであれ絵を描いている人、絵に関して悩みを持っている人、これから絵を学びたい人全てに是非読んでいただきたい本です。これを読むともやもやとした気持ちがなくなり素直に絵を好きで、好きなものを描き続けていいんだという安堵感が生まれました。私の求めていた答えが(全部ではないけれど)ここにありました。
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千住さんのこだわりと芸術についての考え方がわかる本。すごくいい本だが、日本画だけをひいきのひきたおし的に褒めているのが鼻につく。日本の洋画とてかなりのものだと思うのだが。逆に千住さんのような極めた方でも、考え方には癖と偏りがあるものなのだなあと興味深く読んだ。あと千住さんがかなり自分大好きなところが垣間見えてなんだかびっくりした。勝手に千住さんには欲なんてない仙人のような芸術家だと言う思い込みがあったせいか。何はともあれ、何かをつくる人には読んでもらいたい一冊。
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画家としての生き様が綴られた本ですが、物事万般に通じるものがあると感じました。下手な成功本よりも、ずっと奥深い。私は美術をプロデュースする立場のものですが、創作される方は、もっと感動を新たにされるのではないでしょうか?
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2つのリンゴを描くとき、我々が描いているのは、2つのリンゴの間の関係性、空気であり空間。この描いていないものを描く感覚こそが、絵画のキモであるというふうに解く。これが絵画の基本であると。
鎧を着ている人が多いが、アーティストで派手な突飛な格好をしている人はほぼ二流。相対的な価値観で測っている人、と言える。だからこそ、個性を大事に、そして個性的だと自分で言うのは、ある意味自己中だったりする人なだけで、個性的ではなかったりする。彼のウォーターフォールを生み出した瞬間は、本当に上から滝のように流れてくる、その様が本当に描きたくて、喜怒哀楽全てをそこにぶちまけているような、そしてまだ動いている、滝が流れているかのような感覚を得る。これがアートだと。
2流して入った芸大、この間に悩んだこと、アートの不公平さ、でもアイデアと天啓とも言えるウォーターフォールは日本画から着ている。直島で見たウォーターフォール、ニューヨークで見たもの、シンガポールで見たもの、それら全てからも感じる何かがある。一つのプリンシプルが、描けても、描けなくても、とにかくアトリエに向かうと言うこと。必ず7時にはアトリエに行く。仕事も一緒だ。逃げてしまいたくなることがたくさんある。報告しにくいこともある。そこから逃げずに、知恵を絞って向かい続けることが大事だ。 -
704
自然は魅力に満ちています。非凡の連続
芸術とは答えの返ってこない永遠に向かう問いかけのようなものです。私はこう思うのだけれど、はたしてどうだろうか……。宇宙や神に対する質問の歴史が芸術の歴史なのです。答えの歴史ではないの -
2023.02.19 奥が深くて一度、読んだぐらいではダメです。
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背ラベル:720.4-セ
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絵に限らず、なにかを作っている人にはどこかしら学ぶべきところがある本。
何度も読んで自分を振り返り成長していきたいと思います。 -
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人生のあり方学べる。
絵を描くということを通して何を選び何を捨てるのか。
自分は何を描きたいのかと問われ続ける。
その問いはもはや絵の描き方ではなく人生の問いである。
どのつもりでいたいか考えに補佐され生きる喜びかんじた。 -
[図書館]
読了:2006/10/6
墨汁をたらしたような絵(ヒッドイ感想…)、確かに静謐な感じがするので和室の襖とかにいいんだろうけれども自分にはピンとこなかった。
絵を描く心持ちとかも書いてあったはずだけどほとんど覚えていない。 -
モネの記述は興味深かった。が、いかんせん著者の啓蒙口調にはいささか辟易。大学で教えている人だからなのだろうけれど。本当によくわかっている人だなあ、、ということはもちろん、上方では褒め言葉ではない。
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日本画家千住博さんの、絵を描くことに対しての情熱が伝わってくる一冊。
トップの画家になるためにはオリジナルが求められるが、美術史の中で「マネ」を超えて「自分のもの」にできる人は1%で、世界の美術史で教科書に載ってくるような人だけである。
そんな厳しい世界で千住さんは、誰よりも絵を必要とし、夢中になって描き続けた。
「夢中で」「続ける」ということは、どの業種でも大事な素質であると感じた。
伝えたいものを一枚の絵で伝えるためには、自分の作品ととことん向き合い、必要ないものをそぎ落としていく作業が必要である。
また、描く対象を自ら五感で感じ取り、経験したものでないとよい絵は描けない。自分がもっているものを最大限に表現したものが絵だと思うと、絵の奥深さを感じた。
目次
何を描かないか
何を伝えるか
何を描くか
何で描くか
何に描くか -
答えは自分の中にある。
自分を信じて、自分に正直に、夢中になれる「宝物」を探せ。 -
喜びでもよろこびでもなく悦び。
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私のバイブル。一番大切な本。
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サブタイトルの「美術の授業」が比喩的な意味じゃなく、ガチに絵を描く勉強の話。
実際に美大生への講義内容のようだが、意外に専門的な記述ではなく、素人にも理解できるのが不思議だ。
心が伝わる絵画とはどういう風に描かれたものなのか、どう描くべきのかというテーマなのに、なぜか How to Paint という気がしない。むしろ、How to Feel だったり、 How to Be だったりと、人間性の本質とつく訓示だ。
それらが、わかりやすい言葉で書かれており、じっくり味わうと、絵画以外の話、つまり一般の仕事術は人生訓に当てはまる気がしてくる。人生訓といっても、Life Hack のようなうわべの話ではなく、もっと深い部分に触れる思想や哲学を感じる。 -
正しく生徒に向けた先生の教科書。しかし、手広過ぎて内容が散漫している。絵描きが物書きを模した残念な一冊。と、までは言わないけども...
絵画はもちろん、素晴らしい。
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