ブッダとそのダンマ (光文社新書)

  • 光文社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334032654

感想・レビュー・書評

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  • 衝撃を受けた本。
    新書になる前の単行本で買ったんだけど、表紙のデザイン良かったので、ほんとは、そちらの表紙のデザインを載せたかった。

    アンベードカルっつーのは、とてつもなくタフな男だ。
    インドの最底辺の階級から伸し上がってきた、そのド根性は、すげーとしか言い様がない。

    彼は国際的な真の知識人であり、インド憲法の草案者であり、あのガンジーと過激な論争を繰り広げた。
    オレは、アンベードカルはガンジーよりずっと上だと考えている。

    ある意味では、置かれている状況とそこから這い上がってきたパワー、そして不屈の闘争心たるや、キング牧師よりすごい。

    アンベードカル師こそ、オレの本当の師だ。

  • 映画「RRR」を知人に勧められて鑑賞したことで、インドにまつわる記憶を思い出した。10年ほど前、友人からインド放浪土産にもらったTシャツに、アンベードカルの顔が大きくプリントされていて、はじめ誰だかまったく分からず、不明を恥じることになった。

    「人は生まれながらに不平等である」という喝破は、人間社会の宿痾ともいうべき身分制社会、その真っただ中に生を受けた者であればこその言説で、平等を建て前とする社会とそこで生を受けた者への鋭い批判となるのではないだろか。

    ブッダの生き方、社会的に実践にこそ教えの本質があるとの見方を学んだ。

  • 参考になる。

  • [ 内容 ]
    ブッダの教えで最初の際立った特色は、あらゆるものの中心に“心”をおいたことである。
    “心”は物事に先んじ、支配し造り出す。
    もし“心”を完全に把握すれば総ての事も把握できる。
    “心”は総ての働きを導くものであり、主人であり、“心”そのものがその働きでできている。
    先ず専心すべきことは心の修練である。
    第二の特色は、我々の内外に起る総ての善悪は心が生み出す。
    悪や悪に関連し悪に属する一切の事柄は心から生じる。
    善についても同様である。閉ざされた心で語り行為すれば、牛に曳かれる牛車の車輪のように苦しみがついて回る。
    それ故心が澄み切っていることが宗教の核心でなくてはならない。
    第三の特色は一切の罪深い行為を避けよ。
    第四に真の宗教は宗教書の中ではなくその教えの実践にあるとした点である。
    インド仏教徒1億人のバイブルの歴史的名著、ついに復刻。
    インド仏教徒の最高指導者・佐々井秀嶺氏の解説を新たに収録。

    [ 目次 ]
    第1部 シッダールタ・ガウタマ=ボーディサッタはいかにしてブッダとなったか
    第2部 伝導の第一歩
    第3部 ブッダは何を教えたのか
    第4部 宗教とダンマ
    第5部 サンガ
    第6部 釈尊とその同時代人
    第7部 最後の旅
    第8部 シッダールタ・ガウタマという人間

    [ POP ]


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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 読了:2009/10/16 図書館

  • 「アンベードカルの描くブッダ、彼なりの解釈でやさしく綴る」

  • 釈尊の説いた内容は非常に合理的な哲学だったことがよくわかる。

  • 積読状態

  • 新聞の書評を見て購入したものの、かなり難解。時間があるときにじっくり挑戦します。アンベードカルと不可触民を簡単に解説した本はないでしょうか・・・

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