地球の内部で何が起こっているのか? (光文社新書)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033149

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  • ―――巨大地震、生命誕生、気候変動。地球科学の歩みと現在がすっきりわかる入門書。


    地球を卵に例えたとき、殻にあたるプレートが年間数cmの速さで動き、様々な現象を起こすプレートテクトニクス。
    それを更に進めたプルームテクトニクスや、地下3000m以下に生息する微生物、海底をマントルまで掘り抜き地球の歴史を解明する壮大な計画まで
    ものすごく楽しめました
    人類は、宇宙と同じぐらい地球内部の事を知らないのです。色んな人に読んでもらいたいです

    誰も知らないと思いますが俺は、宇宙の果てや地球の内部にロマンを感じる男なので笑”

  • なぜ巨大地震は起こるのか?地球だけにみられる花崗岩質地殻はどのようにしてできたのか?地下微生物は地球環境でどのような役割を果たしているのか?地球の生命はどのように誕生したのか?次世代の重要な資源といわれるメタンハイドレートと、地球温暖化の関わりは?われわれの住むアジアの風土はどのようにつくられ、人々はどこからやってきたのか?大陸移動説、海洋底拡大説、プレートテクトニクス、地球システム科学、マントルトモグラフィー、プルームテクトニクス、全地球史解読などをふまえ、地球科学の最先端の見取り図を示す。地球科学入門書としても最適。

著者プロフィール

東海大学教授・海洋研究所長。国立研究開発法人 海洋研究開発機構・顧問。東京大学名誉教授。
四万十帯および南海トラフを中心としたプレート沈み込み帯の付加作用の研究で地質学に新分野を創生。地球深部探査船「ちきゅう」を用いた深海科学掘削に参画、海洋地球科学で最先端分野と学際領域の開拓を目指してきた。

「2022年 『人新世 ―科学技術史で読み解く人間の地質時代―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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